思い出ばなし・在宅訪問介護―79・・・

 

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     《勝美ちゃんのお世話-8:ひろし君編―3


勝美ちゃんは3姉妹の長女で次女はお寿司屋さんに嫁ぎ、3女は和子の家の

近くのマンションでサラリーマンのご主人と未だ小さい子供さんが2人で

其々幸せな生活を送って居られる様で時々お姉ちゃんのお見舞いに

帰って来たり、一人っ子のひろし君も従兄妹だから「遊びに行って来た」と

言ったり・・・して居ました。

 

勝美ちゃんのお母さんは娘3人で男の子を育てた経験が無いし~勝美ちゃんが

この様な状態だから、ひろし君に八つ当たりをしたり・・・又動けない、

言葉も満足に話せない、話されても耳鳴りが酷くって聞き取れず、勝美ちゃんと

会話をするのはホワイトボードに書いて会話をする状態だから・・・

和子も、(勝美ちゃんのお母さんは大変だなぁ)と何時も思って居ました。

その様な勝美ちゃん達の親子関係の中で、勝美ちゃんも和子に愚痴を零すし

又ひろし君も、和子に鉄道模型のお話しとか、とにかく電車が好きで一人で

東京の山手線に乗りに行ったり~中央線に乗りに行ったり・・・色んな所の

鉄道の旅を楽しんで居た様です。そんな話を良く話して呉れて・・・

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   和子は(中学1年生で良く行けるな?和子は息子が「山手線一周して来る」と

言っても一人では怖くって遣らせられない?

和子が洋光台の団地に住んでた時に胆石の手術で赤十字病院に入院した時に

次男は4年生位だったと思うけど、学校から帰って和子の洗濯物を取りに

病院に来て呉れて(しっかり洋光台で降りて家に帰るだろうか?

港南台・本郷台・大船と乗り越しちゃって・・・

泣いて居るんじゃ無かろうか)と心配で・・・

次男が自宅に帰った確認をする為に・・・「しっかり洋光台で降りるのよ~

下りたら真っ直ぐ家に帰ってママが電話をするから

其れ迄何処にも行かないでね?」と約束をして時間を見計らって

確認電話したものでした。

 

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和子には中学1年の息子にはとても出来ない冒険をひろし君はして居るから

感心して色々聞くから・・・ひろし君も夢中で和子に話す何時かもひろし君の

パパがひろし君に「自転車を買って遣る」と言われて東京のパパのアパートまで

行ってパパに自転車を買って貰って乗って帰って来たと・・・

ひろし君凄~~~い((^▽^笑) )

 

【老の恋 惚れるボケるも 同じ文字(シルバー川柳)】