《好美さんのお世話-4:好美さんのご主人から~》
勝美ちゃんのお世話は週に4日の勤務でも臨時で水曜日のお休みに
入れられたり、毎日数回サービスに伺って居ましたが、好美さんのお世話は
週に1回金曜日に夕飯の支度に伺う程度でしたが、好美さんのご主人は
「どうせ2人だから僕の分と2人分夕飯の支度をお願いします」と
センター長にお願いをして有ったんでご主人には良くお刺身を買って来ました。
好美さんは茄子のみそ炒めが好きで伺うと「週に1回だから良いよね?」と
言ってみそ炒めを・・・(笑)
好美さんのご主人はボランティアで高齢者や障害者の利用者さんの
お世話をするご家族の皆さんには、日々ご心労も有るだろうと察し、その様な
ご家族のストレス解消に・・・と町内会館を借りて憩いの場を提供して
月に2度ばかりお楽しみ会を遣られて居る様でした。
和子は何人もの利用者さんのお世話をして居ますが、介護のお仕事を
辞めてからは、早朝散歩に行って仲間に「西竹之丸に利用者さんが居て
行った事が有る」と言う様なお話しはしますが、「現在、西竹之丸のOOさんの
お世話をして居るとか、勝美ちゃんのお世話をして居ると言う様な事は絶対に
言ってはいけないと、心して居るから他の利用者さんの所では他の利用者さんの
事は言いませんが、有る時、好美さんのご主人から勝美ちゃんの事を言われ
内心びっくりしました。
勝美ちゃんのお母さんも、和子が好美さんのお世話をして居ると言う事を
知らずに話されたと思いますが、「和子に勝美もひろしも取られる様な
気がすると・・・」懇親的に必死でお世話しても相手には嫉妬が芽生え
その様な事を零して居るのかと・・・勝美ちゃんのお母さんを気の毒に
又哀れに思いました。
【立ち上がり 用事を忘れて また座る(シルバー川柳)】