《好美さんのお世話-3》
一度は鬱の発作が出たと言うか、夜中に暗がりの中を自宅から
遠く離れた公園に行って「私の死に場所・私の死に場所・・・」
とうろついてる所をお巡りさんに保護されたと言うお話しも聞きましたが
その後、和子がお世話をして居る時は何事も無く普通のオバチャンでした。
尤も和子がお世話をする前は、やっぱりうつ病の発作が時々出ては誰か
お客様が見えると「貴女何方?」ってご主人にも言ったり~「今、逢いたく無いの?」って玄関を閉めたりされた様です。そんな奥様のお世話をして居ると
気分も滅入っちゃうし・・・時々、和子の夫が「写真が好きだ~」って
話したから写真を送って呉れたり・・・電話を掛けて来たり・・・又
年賀状迄・・・
未だ々在宅訪問介護の思い出ばなしは続きますが・・・
現役を定年退職をしてヘルパー2級の資格を取って6年弱、利用者さんの
お世話を頑張りましたが、2011年の2月過労とストレスで倒れてみなと
赤十字病院へ入院し、「後1時間遅かったら危ない所だった・・・」と
先生から言われましたが、運よく一命を取り留めて元気に成りましたが
息子や夫から「もう仕事を辞めろ」と言われ、サービスに入って居た
利用者さんには事情をお手紙に書いてお別れを告げました。
其れから1~2年経って好美さんから暮れに喪中のはがきが届き
「夫が永眠しました・・・」とびっくり・・・
その後はどう成ったかな???((^▽^笑) )
次回も、思い出ばなし・在宅訪問介護―51・・・と続きます。宜しく・・・
【驚いた あの人あの年 あの色気(シルバー川柳)】