【特別篇】
「夏の開花が待ちきれなくなる一年草」6選
ゴールデンウィークは、夏に咲く花の種まきにピッタリなシーズン。
「種から育てるのは難しそう」と避けられがちですが、種からでもキレイな
花を咲かせてくれる植物は意外と多いものです。
ぜひ庭や花壇、鉢やプランターで育ててみてください!
🧿 発芽率を上げるコツとは?
せっかく種をまいても、さまざまなことが原因で発芽に
至らないことがあります。
・水やりの際に種が流されてしまった
・長雨で種が腐ってしまった
・鳥に食べられた
・気温が下がって発芽適温にならなかった など
発芽率を上げるには、セルトレイ(育苗ポット)などに種をまき、
気温(室温)が暖かい場所で発芽させてから移植する方法がオススメ。
セルトレイはホームセンターや100均などで購入できますので、
花の種を購入する際には一緒にチェックしてみてください。
🌻 ヒマワリ
・学名:Helianthus annuus
・科名・属名:キク科ヒマワリ属
・開花時期:7~8月ごろ
夏を彩る花といえば、やっぱりヒマワリ。黄色の花を咲かせる花が
有名ですが、赤やクリーム色の花が咲く品種、また豪華な八重咲き種、
1本の茎に複数の花が咲くスプレー咲きなど多彩な品種が揃っています。
日当たりと風通しが良い場所を選び、背が高くなる品種は雨風で
倒れないよう支柱を添えて育ててあげましょう。
🌻 センニチコウ
・開花時期:7~11月ごろ
センニチコウは、ポンポンとした愛らしい花(苞)が長期間楽しめる植物。
赤やピンク、白やグラデーションなど多くの花色があり、
混色させるのもステキです。 種をまくときは最初に土を湿らせ、
種を置いてから薄く土をかけるのがポイント。発芽までは土が
乾かないように水を与え、発芽後はやや乾かし気味に育てましょう。
日当たりが良い場所で管理すると、翌年以降はこぼれ種の発芽も
期待できますよ。
🌻 ケイトウ
・学名:Celosia argentea
・開花時期:7~11月ごろ
夏の暑さに強く、真夏の炎天下でも色鮮やかな花を咲かせてくれるケイトウ。
ふさふさとした花穂をつける羽毛ケイトウ(プルモーサ)や、
炎のような形をした花が咲くノゲイトウ、また球状のボリューム感が
ある花が咲く久留米ケイトウなど、多彩な品種が展開されています。
いずれも花の姿が独特なので、庭の主役として植えるのにピッタリ。
日当たりと水はけがよい場所に植え付けましょう。
🌻 キバナコスモス
・科名/属名:キク科/コスモス属
・開花時期:5~10月
キバナコスモスは、名前の通りコスモスに良く似た黄色やオレンジの花を
咲かせる一年草。春に種まきをすれば夏に、夏に種をまけば秋に開花するので、
種をまく時期をずらせばキバナコスモスが長期間咲き続ける庭を
つくることもできます。ワイルドな花姿を楽しみたいときは草丈が高い
高性種を、コンパクトに楽しみたいときは矮性種を選ぶのがオススメ。
洋風の庭はもちろん、和風の庭とも相性バッチリですよ。
※参考価格:1袋200~400円前後
🌻 ジニア(百日草)
・学名:Zinnia
・科名/属名:キク科/ヒャクニチソウ属
・開花時期:5~11月ごろ
ジニアは春から秋まで長期間楽しめる花。観賞期間が長いことから
「百日草」とも呼ばれていますが、実際は100日以上の開花が期待できます。
パステルカラーからアンティークカラーまで幅広い色合いがあり、
花の姿も一重・八重・絞りなど多彩。午前中だけ日が当たる半日陰〜日当たりが良い場所で管理しましょう。
環境が合えば、翌年以降はこぼれ種からの開花も期待できますよ。
🌻 マリーゴールド
・学名:Tagetes
・科名/属名:キク科/マンジュギク属
・開花時期:6~10月
麦わら帽子のような形をした愛らしい姿が魅力のマリーゴールド。
ビタミンカラーの色鮮やかな花を咲かせ、夏の庭を元気に彩ってくれます。
種からでも育てやすい植物ですが、種が小さく水やりで流れることがあるので要注意。根を張るまでは霧吹きなどで優しく水を与えるのがポイントです。
湿気を嫌うので、株同士が密着しないよう風通しを確保してあげましょう。
🌻 まとめにかえて
種から植物を育てるのはちょっとハードルが高いなぁ…、
と感じる人もいるでしょう。でも、発芽して育っていく様子を観察するのは
とっても楽しいですよ!大事に育てたからこそ、花が咲いたときの喜びも
ひとしお。苗から育てるよりもコスパが良いのも、大きな魅力といえるでしょう。
ぜひ今年のGWは花の種まきに挑戦し、
夏にたくさんの花を咲かせてくださいね。
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