【特別篇】
<ガーデニングアルバム>写真付きで紹介
いよいよ春本番!新しい季節は、何かステキな趣味を始めてみる
絶好のチャンス。 まだ少し冷たい春風を感じながら、今年こそ
ガーデニングを始めてみたい!と計画を立てている人もいるのでは?
この春、ガーデニングデビューしたい人へ
「おさえておきたい2つのポイント」
🌀 【ポイント1】環境
お庭、玄関まわり、ベランダなど、栽培する環境をまずチェックしましょう。
植物によっては日なたを好むものもあれば、逆に強い日差しを避けたほうが
よいものもあります。 育てたいお花と生育環境が合っているか、事前に
確認しておくと失敗がありません。 ガーデンの広さを考え、適したサイズに
育つ草花を選ぶことも大切です。張り切って色々な種類を植えて株が
密集してしまうと、風通しが悪くなり病害虫の原因になってしまうことも。
植物が元気に育つために、必要なスペースを確保するようにしましょう。
🌀 【ポイント2】一年草?それとも多年草?
一年草は、発芽して花が咲き種をつけるまでのサイクルがワンシーズン。
開花後は枯れてしまいますが、残された種から次の年にまた育てることも
できます。 たくさんの花を咲かせる一年草は、短い間に満開のお花を
楽しみたい場合にオススメです。
多年草は花を咲かせた後もていねいに育てて冬越しをさせれば株が
大きくなり、毎年花を咲かせてくれるのが魅力です。季節や経年によって
さまざまな変化を見せてくれます。 愛情込めてじっくり育てたい人には
花をつける庭木を選ぶのもおすすめ。比較的コンパクトに育つものであれば、
鉢植えで栽培できるものもあります。 次では、この春、思わず庭に
お迎えしたくなる、かわいくて育てやすい多年草・一年草をじっくり
写真でご紹介します!
この記事で紹介する一年草、多年草をいっきに写真で鑑賞しましょう。
🌺 アネモネ Anemone coronaria/キンポウゲ科
🌺 ルピナス Lupinus/マメ科
🌺 ジャーマンカモミール Matricaria chamomilla/キク科
🌺 カレンデュラ(キンセンカ) Calendula/キク科
🌺 スイートアリッサム Lobularia maritima/アブラナ科
お庭に迎えてみたい花はありましたか?各植物について、
次で詳しく見ていきましょう!
ここからは、前ページでご紹介した植物をひとつずつ解説していきます。
🌺 アネモネ
・学名:Anemone coronaria
・科名:キンポウゲ科
・形態:多年草
・草丈:15~50cm程度
・開花期:2~5月ごろ
春の訪れを告げる花として古来から愛され神話や伝説にも登場している
アネモネ。画家ルノワールが好んで描いた花のひとつでもあります。
風に揺れてカラフルに咲いているアネモネですが、花びらのように
見えている部分はじつはガクなんです。愛らしい姿ですがとても丈夫なので、
初心者にも育てやすいしょう。
🌺 ルピナス
・学名:Lupinus
・科名:マメ科
・草丈・樹高:20~150cm程度
・開花期:4月~6月ごろ
オオカミという意味のラテン語「lupus(ループス)」に由来した名を持つ
ルピナス。荒れ地でもたくましく育つ生命力を、オオカミの強さにたとえて
いるそうで、ガーデンでも育てやすい草花です。
天に向かって藤の花が伸びていくような姿が印象的で、
昇り藤(ノボリフジ)という和名も縁起がよさそうです。
ホワイト、パープル以外にピンクやイエローなど、カラーバリエーションも豊富。存在感があるので、目にするたびに気分を上げてくれることでしょう。
・学名:Matricaria chamomilla
・科名:キク科
・形態:一年草
・草丈:30~60cm程度
・開花・収穫期:3~6月ごろ
可憐な白い花が咲くジャーマンカモミール。人気が高く、春のガーデンで
よく見かけます。リンゴのような香りも楽しめ、ハーブティーとしても
おなじみですね。 入浴剤やポプリなど、生活のさまざまなシーンで
登場する草花。初心者でも育てやすく、屋外でも室内でも栽培可能です。
暑さに弱いので、夏場は直射日光を避けるとよいでしょう。
・学名:Calendula
・科名:キク科
・草丈・樹高:10~60cm
・開花期:12~5月ごろ
黄金色の花がパッと華やいだガーデンにしてくれるカレンデュラ。
古来から薬用や料理の着色料としても利用され、お守りのような扱いを
されていました。日当たりと水はけのよい場所であれば育てやすく、
ほったらかしに近い状態でも長い間咲き続ける強い花です。
元気をくれるビタミンカラーに加え、手間がかからないのでとても
人気があるお花です。
🌺 スイートアリッサム
・学名:Lobularia maritima
・科名:アブラナ科
・草丈:一年草 10~15cm程度/多年草 20~30cm程度
・開花期:一年草 2月下旬~6月上旬、9月下旬~12月上旬/多年草 周年
本来は毎年花を咲かせる多年草ですが、高温多湿に弱いので日本では
一年草扱いに。ただし最近は近年では、生育旺盛で一年中開花する
多年草タイプも登場しています。
タネまきや栽培は難しくないので、ガーデニング初心者でも
育てやすいのが魅力です。
小花が手まりのように丸く集まって咲くさまが愛らしく、
グラウンドカバーとしても重宝。ガーデンがふんわりとした雰囲気になります。
ボリュームがあるので、鉢植えにしてこんもりとした姿を楽しむのも
よいでしょう。
まとめ
これから暖かくなるにつれて、あちこちでもきれいな草花を
目にすることでしょう。自分のお気に入りの花を咲かせるために
土いじりをすることで、豊かな気持ちになりますよ。
育ててみたいものが見つかったら、あなただけの素晴らしい
お庭づくりをぜひ楽しんでみてくださいね。
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