《勝美ちゃんのお世話-6：ディーサービス》
勝美ちゃんは体格も良いし、センター長と入浴介助ををするのも大変な
お仕事でした。そこでセンター長が「週に一度でも良いからディーサービスに～」
と持ち掛けて一度だけディーサービスの見学会に・・・
勝美ちゃんのお父様も週に３回人工透析に行かれて居ますし、この家族は
ディーサービスの経験も無いし～どの様な所かも良く分からない、毎回
センター長と２人で粗相の無い様に入浴介助は本当に大変な事で勝美ちゃんの
お母さんも勝美ちゃんも「見学会だけなら・・・」と言う気持ちで納得されて
又、センター長も「ベットで寝たきりで刺激の無い勝美ちゃんを、外の風に
触れて仲間が出来たら・・・」って思われたのでしょう？
勝美ちゃんをセンター長の車に乗せて和子と３人で施設に向かい勝美ちゃんを
車から下ろし～施設の中を案内して貰い、和子も老人施設のディーサービスは
研修で利用者さんのお世話をした事も有り分かって居たけど～流石に精神障害者の
施設、個室が目立ち大広間は？？？
勝美ちゃんを預けて「じゃ～バイバイね？」と言ってセンター長と帰って
午前中のお仕事は終わって家で昼食を取ってるとセンター長から
電話が有って「勝美ちゃんを迎えに行こう」・・・と
和子とセンター長が居た時は元気で帰る時も「バイバイ・・・」って手を
振って呉れたのに～和子達が帰って間なしに勝美ちゃんは携帯からお母さんに
「帰りたいよ～～迎えに来て～」って泣きながら電話をして来たとか？
早速センター長と待ち合わせをして施設に迎えに行ってセンター長が駐車場に
車を止めに行って和子は一足早く勝美ちゃんの所に行くと、勝美ちゃんは
和子の顔を見たら大粒の涙を零し「家に帰りたいよ～」と
結局はディーサービスは終わり・・・（笑）
【クラス会 食後は薬の 説明会（シルバー川柳）】
