思い出ばなし・あやちゃん-1・・・

 

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仕事を辞めて、森林公園を散歩し始めた頃に老夫婦と出会い、お爺ちゃんは

歩くのも大変な感じでお婆ちゃんが、お爺ちゃんを見守る様な感じで毎日

散歩して居られました。

 

 暫くして夫から万歩計をプレゼントして呉れて「夏は朝の涼しい内に散歩を

した方が良いよ~」と勧めて呉れて、早朝に起きるのは苦手だけど・・・

勇気を出して早朝の散歩に行くと、何時も、お爺ちゃんを見守って散歩して居る

お婆ちゃんが???「アレッ?どうしたの?」と聞くと「お爺ちゃんは当時

もう10年程パーキンソン病を患って、やっぱり運動をしないと余計に衰えるから・・・早朝は私の散歩」と言って、毎日あやちゃんと2人でお話しをしながら

雨の降る日も元気に芝生の周りを何回も歩いてました。

本当に仲の良いお二人さんでした。

 

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所が、ある日突然、無断であやちゃんは早朝の散歩に来なく成りました。

何時もご夫婦で9.00時頃に歩いて居るオバチャンはひろさんと言う方で

夏ミカンが実り収穫する頃にはリュックに一杯持って来て呉れて皆さんに

配って呉れたり・・・優しいお婆ちゃんです。

其れこそ何年もあやちゃんと毎日早朝に来て歩いて居たのに~突然何も言わず

来なくなって、ひろさんは、かなりショックを受けて

「私、何か気の障る様な事を言ったのかな?」と言って暫く落ち込んで居ました。

 

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周りの仲間が余り落ち込みひろさんに同情して慰めてあげる事しか事しか

出来ませんでした。やっぱり彼女は結婚のせずに一代一人で生活して来た方だから・・・やっぱり一寸常識が外れるのかな?((^▽^笑) )

  【来てやった 貰って遣ったで 五十年(シルバー川柳)】