思い出ばなし・兄妹会-3・・・

《姉ちゃん編・・・》

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姉ちゃんは和子より15歳年上で姉ちゃんが結婚した時は、和子は小学4年生でした。

兄貴の結婚式は小学2年・姉ちゃんは4年で式の披露宴のと言う祝い事は余り

記憶に有りません。

 

兄貴が亡くなって兄妹会を始めて、姉ちゃんから、自分の結婚に付いて色々聞いて

「へ~昔はそうだったんだ~」って納得するのみ・・・

父と姉ちゃんのお舅さんはお友達だったそうで双方の両親の納得の上で

お見合いをして縁談が纏まったと言う様な感じだったそうです。

でも~一度や二度はデートもしたかも?唯、今度結婚して住む家が

何処に有ると言う事位で、お宅を訪問した事も無かったとか?

 

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姉ちゃん婚約者のお父様は竹細工が好きで、色んな種類の籠を作ったり

一輪挿しを作ったりして居て、姉ちゃんは独身の頃は織物工場の社員寮で何年か勤め、会社のお友達と、この籠を買いに伺ったそうです。このお宅は茅葺屋根のお宅で

仏間に畳もなく、粗莚のうす暗いお宅だったとか?

 

結婚式の日に、立派に花嫁衣裳を身に着けてお嫁に行き昔、会社のお友達と

籠を買いに来た、あのうす暗い、粗莚の引いた家と知りがっかりしたとか?

結婚式を終えて着物を着替えて・・・「私はこんな家に来たくない」と思い

(今日の内に実家に帰らないと私は傷者に成っちゃう~そんなの嫌だ~)と

思って家財道具を運んで呉れたトラックに乗って帰ろう~とトラックの荷台に

足を掛けたら・・・有るオバサンから「お前、花嫁さんが何しとるやい?」って

声を掛けられて・・・残念 実家に帰るのを諦めたんだって?((^▽^笑) )

 【還暦は 「もう」と「まだ」との 使い分け(シルバー川柳)】