和子のこぼれ話-133 〜いよいよ結婚式〜

結婚式当日、長男からサークルの仲間のお話しを良く聞き、当日お祝いに
来て呉れた長男夫婦のお友達はお互いに何と無く、以前から
知り合いだった様な錯覚を起こす程だった。又お友達は勿論、田舎の
兄貴までが、次男と間違えて〜長男に「今日はお兄ちゃんおめでとう〜」と
挨拶をして「実は僕が誠です」と言ったり〜又次男はサークルのお友達に
間違えられて「あの〜実は僕は弟です」と・・・大爆笑だったとか?
一方和子も秋山の兄妹に君子と間違えられちゃって・・・「和子さんお姉さんと
そっくりね?」って 


無事に滞りなく、心配をして居た夫のご挨拶も一寸躓いたけど終わり・・・
「有難うございました」とご挨拶をして和子達兄姉は電車に乗って我が家へ〜
根岸の駅に着いたら次男にお寿司屋さんに電話をして貰って、我が家で夕食
やっと狭いながらも兄姉で水入らず、ゆっくり寛ぎ、田舎の兄貴達はお酒を
飲まないから、お寿司の他に田舎料理、切り干大根を煮たり、ヌタを作ったり
前日、東京駅に迎えに行く前に料理を作って・・・


初めて和子のマイホームに来た、兄貴や姉は何と思っただろう?
姉ちゃんは和子が小学4年生の時に結婚して、甘えん坊の和子がご馳走を
作って食べさせて呉れると言っても、出前のお寿司程度だと
思って居たそうですが、切り干大根の煮物やヌタまで出て来て、びっくり
したそうです。姉ちゃんは思わず「私、かー子にも負けたわ〜この子こんなに
料理が出来ると思わなかった〜」と・・・
もうすっかり疲れ果てた兄姉は、この後又バスでロイヤルパークホテルへ
長男夫婦の新婚用のお部屋も取って置いて呉れて和子の長男夫婦が・・・
もう一部屋に兄ちゃんと姉ちゃんと、君子が泊る事に・・・
「此処はオートロックに成ってるから鍵を持たないで外に出ない様に〜」と
念を押して和子と夫は帰って来た。