昭和一桁の姉ちゃんや兄ちゃんのお話しは、この2人は兄妹の中でも
大の仲良しで大きな乳母車を引いて闇米を買いに行ったとか、又兄貴は
製材所を営み、長い人生では事業に失敗をして、姉ちゃんが織物工場の
社員寮で働く会社に兄ちゃんがお金を借りに行って、兄貴の会社も何とか
持ち直した事も有ったとか?
又兄貴は和子が小学2年生で姉さんとお見合いをして結婚しましたが、
姉さんの所に結納金を納めるお金も仕事に使い込んで、この時も兄ちゃんが
姉ちゃんの会社にお金を借りに行って「私は兄貴に散々お金を持って行かれた~」と・・・
当の兄貴は亡くなったのを期に始めた兄妹会だから・・・祭壇の遺影の中で
にっこり・・・
【忘れ物 とりに戻れば 又忘れ(シルバー川柳)】