和子のこぼれ話-102 〜ゲストランドリー〜

ロイヤルパークホテル・ゲストランドリー工場は男性2人・女性4人で
スタートし最初はゲストランドリーは少なくって良かった〜
数人の宿泊客の洗濯物に、他人様の品物が混じらない様に一枚づつ
タックを付けて・・・ポケット点検をして石渡君に洗濯して貰う。
其れを工場長や仲間に仕上げて貰って袋詰めをしてホテルの包装紙で
包んで客室へ・・・客室からお客様元へ・・・


ロイヤルに移って半年ほど経って森さんは退職され、代わりに斎藤さんと言う
新しい人が入社され・・・彼女も和子達と同じ年、以前はご主人と
商売をされて居たそうですが、やっぱり人を使って商売をして居た方だけに
態度が大きくって・・・
和子はお昼休みに工場の中でパットを敷いてお昼寝を毎日して居ました。
彼女が入社してからは社員食堂から和子より先に帰ると和子のお昼寝パットで
先に寝て居る?大きな鼾を掻いて・・・
又ワイシャツのプレスは2人組みで遣るのですが、途中でワイシャツの
ボタンが取れて居るとプレスの流れを止めてボタンを付け始める?
「終わってから後で付けて?」とお願いしても「一寸だから・・・」と言って
聞かない?ワイシャツが乾いちゃうから駄目だと言っても聞き耳を持たない?
グループに馴染めないオバチャンでしたね?