和子のこぼれ話-103 〜沢山のゲストで大奮闘〜

工場では女性4人で2人はワイシャツのプレス・一人はズボンのプレス
後の一人は客室から来るゲストの纏め、客室事務所から個人々の洗濯物を
袋に入れて持って来る。其れを一枚づつタックを付けて洗濯して貰う
その間に伝票を書いて、出来上ったら客室から袋の中に入って来る
伝票通りに纏め、客室に返す。丁度和子がゲスト担当の時に思いがけず
沢山のお客様から洗濯物が届き、タックを付けるだけにお昼まで掛る始末
其れが、男性の下着・靴下・パンツが一人で数枚も???勿論
ドライ物の上着やズボン、ワイシャツも・・・


何人もの下着やパンツ、靴下は同じ物ばかり・・・最初は要領も掴めず
出来上って来たら・・・タックの番号だけを頼りに・・・仲間全員で
タックの順にテーブルに並べて貰って・・・一人・一人分けて行くしかない?
午後の4時には客室から引き上げに来るのに・・・気持ちばかり焦って・・・
仲間のみんなに手伝って貰って何とか纏まり・・・時間までに客室に送れた〜
とにかく、何とか客室に送れたけど、若し間違えて居たら客室からクレームが?
ホテルの信用に関わるから、絶対にミスは許されない。
お陰さまで、翌日、客室からクレームも無くホッとした一日でした。
今度からはタックに判り易く自分で番号を打って一人・一人が判る様に・・・