【特別篇】
紅葉の絶景11月上旬「秋ハイキング」レポ
🍁 紅葉に彩られた寸又峡 夢のつり橋
映画のワンシーンに出てくるような圧倒的な紅葉を見たくないだろうか?
秘境といわれる紅葉スポットに行くとそれが見られるのだ。今回は、
全国を車で2周した彼が秘境「寸又峡(すまたきょう)」の大自然と
紅葉と美しいつり橋が織りなす、超絶景のハイキングを紹介する。
ここは大人気の「夢のつり橋」や「大間ダム」によってできた湖の
エメラルドグリーンの美しい水面の色など、秘境の絶景を求めて普段から
多くの観光客が集まるスポット。秋になると、この場所がさらに紅葉で
彩られ、魔法の空間になるのだ。
■ 寸又峡って、どんなとこ?
寸又峡は静岡県北部にある峡谷で、絶景の秘境として知られる。ここに
アクセスするには、静岡駅方面から国道1号線を西に進み、
大井川の手前で静岡県道64号線に入り、左手に大井川を見ながら
山道を上り、途中から寸又川に沿った極端に細い山道を
1時間15分ほど上って行って、やっとたどり着ける秘境だ。
■ 紅葉の時期は?
秋になると紅葉が始まり、例年11月上旬〜11月下旬が紅葉の見頃である。
この時期は絶景スポットにさらなる彩が加わり、秘境の大絶景となるのだ。
この時期には、SNSでも特に話題を集めるスポットとなっている。
そんな寸又峡を期待通りの絶景の中をハイキングでき、最高の時間であった。
■ ハイキングコースの概要
多くの観光客も同じだと思うが、以下のコース(合計約6km、3時間)を
ハイキングした。
■ ハイキングスタート前に第1駐車場に寄ろう
🍁 寸又峡 第1駐車場の整然とした“もみじ
ハイキングスタート前に寸又峡 第1駐車場に寄ろう。ここはもみじが
規則的に並べて植えられており、美しく紅葉したもみじの赤色が秋の到来を
印象付けてくれる。
■ さあ、ハイキングスタートだ
彼がが利用したのは、「寸又峡温泉」入口にある寸又峡駐車場。大きな
「歓迎 寸又峡温泉」の看板があるのですぐわかる。
🍁 寸又峡温泉街入口の看板
ここで準備をして、出発だ。まずは寸又峡温泉街を通り抜けていく。
旅館やみやげ物店、飲食店などが並びにぎやかだ。
🍁 草履石公園の紅葉
次に「草履石公園(ぞうりいしこうえん)」を目指す。夢のつり橋方向から
右に少し入るので、見逃さないように注意しよう。この公園には池があり、
その周囲に紅葉したカエデがたくさん植えられている。ここは非常に
美しい場所なのに立ち寄らない人が多いのには驚きだ。恐らく、
夢のつり橋を早く見たいのであろう。
🍁 天子のトンネルの出口付近
また夢のつり橋方向に歩き出すと、トンネルが見えてくる。長さ210mの
「天子のトンネル」だ。
🍁 聞いていた通りの絶景、夢のつり橋
トンネルを出たら道が二股となるので、右側の坂道を下る方向に向かう。
右側に大間ダムが見え、聞いていたように湖面は美しい
エメラルドグリーンだ。秘境感が半端じゃない! 少し行くと、
今度は右前の方に夢のつり橋が美しい姿を現す。ここで写真撮影モードに
なる人がたくさんいる。 急坂を下りきると、いよいよ夢のつり橋を渡る時が
来た。一度に渡れる人数は10人程度と制限があるので橋の上の様子を確認、
問題なければGO! 両側のロープをつかみながら進むが、思ったより橋が
揺れるので、高所恐怖症の人は覚悟を決めよう。途中でちょっとだけ
立ち止まり景色を楽しむ。大間ダム、湖面、紅葉、そして橋と完璧な絶景だ。
橋を渡り終わると、今度は急坂を登って、「寸又峡渓谷尾崎坂展望台」を目指す。
距離は短いが、急坂がしんどい。展望台には昔使われたと思われる
「森林鉄道」の車両が展示されていた。展望台からの美しい景色を
期待していたが、木の枝が邪魔で眺望はさほど良くない。ただ、枝の間から
見える湖面はやはり美しい。 一休みして元気が出たところで、次は
「飛龍橋(ひりゅうきょう)」を目指す。左手に寸又川を見ながら
アスファルトの道を進むと、飛龍橋に到着だ。この橋は谷底からかなり
高いところに架かり、橋の上で峡谷の絶景を楽しみながらしばし休憩。
🍁 帰路の途中で見た夢のつり橋
ここから30分程度歩いて、温泉街にある「日帰り温泉 寸又峡温泉
露天風呂美女づくりの湯」に向かう。途中、夢のつり橋が真下に見える場所を
通るが、ここでも最後につり橋の写真を撮る人たちがたくさんいた。
汗を流し、帰路に就いた。
■ 紅葉の寸又峡ハイキングの誘い
紅葉の秘境「寸又峡」ハイキングはいかがだっただろうか?
美しい夢のつり橋、寸又川を堰き止めて造られたダム湖のエメラルドグリーンの
湖面、そしてさらに秋の彩を加える紅葉と、なんと完璧な構図ではないか。
さあ、晩秋の色濃い絶景の寸又峡ハイキングに出かけよう。
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