《シゲノさんのお世話-1》
シゲノさんは戸建てで息子さんと2人暮らしでT・4年生まれで当時
90歳位だったかな?何時もベットに座ってテレビを見て居られました。
先ずは伺って血圧を測って湯沸かし器からお湯をバケツに汲んで来て身体を
綺麗に拭いて上げて・・・おむつを取り替えて今度は深めの桶に綺麗な
お湯を組んで足浴・・・色々お話しをするのですが、聞いてるのだか聞いて
無いのだか???でも~取っても大人しいオバアチャンで綺麗に清拭をして
明日を温めると気持ちが良いのか「こっくり・・・居眠り???」
「シゲノさん寝ちゃダメよ~ひっくり返っちゃうよ~」って言うと「あ~い」
と返事をして昔の歌を歌って上げると・・・一緒に声を出して歌い出す
逢いたさ見たさに怖さを忘れ~~~♪ 暗い夜道を只一人~~~♪
逢いに来たのに、なぜ出て逢わぬ~~~♪ 僕の呼ぶ声~忘れ~たか~~~
あなたの呼ぶ声忘れはせぬが~~~♪ 出るに出られぬ籠の鳥~~~♪
籠の鳥でも知恵ある鳥は~~~♪ 人目偲んで逢いに来る~~~♪
この歌はシゲノさんの大好きな歌で和子と一緒に声を出して歌い出す
すると息子さんが、和子に「こんな、昔の歌、よく覚えて居るね?」って
息子さんは三度シゲノさんの食事を作って一緒に食べて取っても
微笑ましい親子さんだったね?((^▽^笑) )