ある日事務所に行くと、伸ちゃん担当のケアマネージャーから「新しい
事業所を紹介するから伸ちゃんと新しい事業所に転籍して貰えないだろうか?」
と相談を受けました。確かこのマネージャーは弘子さんって言ったかな?
聞く所に依ると弘子さんはU事業所のケアマネージャーさんでやっぱり何人か
利用者さんを抱え、和子だけではなく数名のヘルパーさんに「利用者さん共々
新しい事業所に転籍をお願いしたそうです。
その新しい事業所は「アップル」と言う事業所で社長が35~6歳位の男性で
センター長は52~3歳位の女性と2人で最近立ち上げた事業所の様でした。
風の便りに聞くと、有る事業所でこの2人は在宅訪問介護をされて居て
センター長はケアマネージャーの資格を持ってるから社長と2人で立ち上げた
事業所の様でした。
所が、当時の和子と同じで在宅訪問介護として働いて居た2人だから上に立つ
知識は多少持って居たと思うけど・・・年数を重ねて行くと、在宅訪問介護の
基盤は全然出来て無かったです。
最初はU事業所とアップル事業所を掛け持つ形で、伸ちゃんだけはアップルの
利用者さんと言うから引き受けました。
お誕生日の日に仕事を終えて自宅に帰ると、立派な盛花が2個テーブルの上に
夫に「どうしたの?」って聞くと「長男とアップルの社長から・・・」と・・・
早速社長に電話をしてお礼を言い、Wワークでお仕事を・・・