思い出ばなし・在宅訪問介護―5・・・

 

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今度はセンター長から「今日は一日、関口さんと同行してね?」と言われて

関口さんに「宜しくお願いします」とご挨拶をして一日のスタートです。

彼女は和子の息子(長男)と同年代で幼稚園と小学低学年と2人のお子さんが

居て、ご主人とは事情が有って離婚し、ご両親の元に帰ってご両親と同居で

ご両親は理容師さんでお店をされて居るとか?

 

「私はバツ一で子供の為にも頑張らなくっちゃ・・・」って張り切って居ました。

彼女はヘルパーさんの仕事も「貴女は見習いだから、しっかり私のする事を

良く見てメモし、しっかり覚えてね?」ってとっても感じの良いヘルパーさんでした。「先ずはたか子さんの所に行って、その次は大里町の千代子さんの所から

午後はカツさんの所へ・・・と

 

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たか子さんは未だ80歳前でしたが、40代の頃から難病で杖を頼りにトイレに

行く程度、朝は30分介護で、7.30分にお食事をベット迄届け退室、

10.00時には入浴介助・お昼は食事とお掃除、夕食も届けに行く・土曜日には

近くの病院に車いすでリハビリに・・・と難病だけに介護度も高く頻繁に

数人のヘルパーさんがお世話に入って居ました。

たか子さんは和子は伺った時にはご主人は他界し一人息子さんとお嫁さんと

3人家族でしたが、お嫁さんイビリガ激しくって、和子が初めて伺った時から

お嫁さんの悪口を・・・息子さん夫婦は2階で、台所は親子で共同でしたが

朝、伺うと台所の流し台の上に「お母さんのゴミはしっかり捨てて置いて下さい」

と・・・書いて有ったり・・・

和子に言わせるなら・・・「貴女がお姑さんの世話をするのよ~」って

言って遣りたい心境でした。又たか子さんも長い難病生活でヘルパーさんに

お世話に成ってても「当たり前・・・感謝の気持ちは微塵も見え無かったですね?

【耳遠く オレオレ詐欺も 困り果て(シルバー川柳)】