彼女は和子より一回り年上のお姉さんで、ニットの会社に入社する前は
自宅で洋裁教室を営み、男のお子さんが2人で立派な社会人のお兄さんでした
彼女は誰かの口利きで、このニットの会社にパタンナー(型紙作成)として
採用されてニットのセーター部門に所属されて頑張って居ました。
ニットの工場の隣りが2階建てで下はガウンの縫製・2階はセーターの縫製で
階段を挟んで左側のお部屋は反物倉庫に・・・そこで和子はのぶこさんと2人で
お昼休みにはおしゃべりをしたり~お昼寝をしたり楽しい休憩場でした。
彼女のご主人は既に亡くなって未亡人で、ご主人が元気な時に北海道に土地を
買って、その土地にアパートを建てて家賃が生活を支えて呉れて居るとか?
やっぱり洋裁の資格を持ってるだけに気位が高く、和子の嫌いな自慢話も
良く聞かされました。
美空ひばりが亡くなった時に・・・お昼食堂に食事に行くとテレビで
「美空ひばりの亡くなった」と大々的に報道されて居ました。
その時、有る男性社員が「のぶこさんはひばりと同年代かな?」って言うと・・・
涼しい顔をして「そうね?」って言うから・・・和子は思わず・・・
「厚かましい・・・6歳も7歳も年上の癖に・・・」と言って大爆笑・・・
彼女より年配のオバチャンも数人居たのに~若ぶっちゃって・・・(笑)
【化粧品 リフォーム詐欺と 妻は言う(シルバー川柳)】