思い出ばなし・のぶこさん-5・・・

 

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 会社のお休みの日にのぶこさんのお宅に招待を受けて遊びに行きました。

やっぱり横浜は坂の多い街でのぶこさんのお宅も駅から15分位歩いたかな?

立派な2階建てのお宅で、今度哲司さんが大阪から東京に転勤に成って新しく

お宅を探すのも大変だし~自宅から会社まで通勤可能な距離で2階を

リフォームして同居するとか?

 又お庭には6畳位のプレハブの小屋が建ってて、ニットの会社に入社する前は

このプレハブの小屋で洋裁教室遣って居たとか?


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和子は幼い頃から兄貴夫婦と同居し、母屋を兄貴夫婦に譲り、和子達親子は

隠居で生活をした経験も有るし・・・のぶこさんもやがてお孫さんが出来て

家族が増えるから階下を哲司さんに譲り、2階でのんびり暮らした方が

良かろうと思い、その様な事を話すと「階下にはお父さん(仏壇)も居るし

階下は譲れないから若い2人は2階で・・・」と・・・

 

時経って、繊維関係も不景気に成り会社も倒産し、会社の仲間もバラバラに・・・

でも~和子とのぶこさんは偶に電話でお話しをしたり・・・上大岡で逢って

お茶したりして居ました。

有る時、上大岡で待ち合わせお茶したら・・・やっぱり若奥さんがきつく

又お孫さんも出来て・・・結局、階下の仏間の裏に弟さんのお部屋が

有りましたが、弟さんも結婚して家を出て・・・弟さんのお部屋がのぶこさんの

住み家に・・・お庭のプレハブの小屋に追い出されなければ良いけど・・・

   【この動悸 昔は恋で 今やまい(シルバー川柳)】