姉さんの認知症も段々と酷く成るし・・・兄やんが倒れたのを期に突然
「ポン」と耳が聞こえなく成って「バイクに乗るのは危険だから辞めなさい」と
周りの皆さんが言っても絶対に聞き耳を持たず、50CCのバイクに乗り廻して
居ました。田舎だから・・・車の数も少ないし・・・信号も滅多と無いから
道路の端の方をスピードを出さずに乗って、無事に事故も起こさず
色んな所に、買い物に行ったりして居たそうです。有る時・・・
彦根の市立病院に君ちゃん(次女)の旦那さんが前立腺癌で入院して居たら
バイクに乗ってお見舞いに・・・君ちゃんが病院の玄関まで送って行って
「気を付けて帰ってなぁ」と言って別れたら・・・そのまま実家に帰らず
彦根インターから名神に・・・検問を、どの様にすり抜けたのか分かりませんが
名神を50CCのバイクで走るお婆さんをパトカーが追跡して・・・
「其処のオバサン停まりなさい」と拡声器で怒鳴っても姉さんは耳が聞こえ無いから
知らぬ・存ぜず・・・段々と名神へ・・・
結局一車線封鎖してパトカーが姉さんのバイクの前に廻りようやく停まったとか?
結局免許証で住所も電話番号も分かり、自宅に電話をしても・・・兄やんが出ても
通じない???
実家の直ぐ傍で和子達の従兄弟の息子(長男)さんが、車の修理工場をし、
その息子の弟さんが、やっぱり彦根で車の修理工場を営んで居て・・・
彦根の修理工場の弟さんに、姉さんの身元引受人をお願いして
始末書を書かされてお役御免に・・・
その日以来、実家の直ぐ傍の修理工場にバイクを預け、姉さんにはそれ以来
バイクは乗れなくなったとか?
もう80歳近くなった姉さんは取っても元気で、自分の家の物置きに有った
今度は自転車に・・・所が鍵が掛って居て乗れ無いから・・・車の修理工場まで
担いで持って行き、「バイクが無くなったから此の鍵、開けて欲しいと・・・」
その当時、大分認知が酷く成り俳諧の恐れが有るから
自転車もお手上げかな?((^▽^笑) )