《新屋の兄ちゃんには息子が2人》
兄ちゃんには息子が2人居て隆(長男)は車関係が好きで、親戚のお兄ちゃんが
修理工場を営み、隆は学校から帰ると修理工場に行って遊んで居たのか?
多少のバイト料を頂いて居たのか、良く分かりませんが、とにかく「高校を
卒業すれば修理工場で働ける」と隆も兄ちゃんも思い、遣りたい事を遣ってた様
一方信(次男)は小さい頃から大人しい性格で、何処に居るのか分からないって
感じで兄ちゃんの息子2人は対照的でした。そんな息子2人は
隆は高校卒業すると早速、彦根に在る修理工場に就職し、弟の信は高卒ながら
立派にサラリーマンに成って、海外への出張も多く、エリートコースを
進みました。
兄ちゃんも肝硬変を患い、一年ばかりお家で寝たり起きたり・・・2階の窓から
外を眺めたりして闘病生活を続けて、たずえ姉さんに山林組合を任せて
大変な一年だったと思います。
そんな時、和子の身の周りでは、和子の息子、長男は学校で次男は幼稚園の
年長だったかな?、次男の幼稚園のママから愚痴ばなしを聞いて・・・
彼女のご主人は肝硬変を患い、8ヶ月闘病生活を余儀なくされて次男と
同じお子さんの下に未だおむつをする弟さんと2人の子供の父親で、
何時迄経っても肝硬変の回復の見込みがなく夫とし、2人の子供を持つ
父親と・・・責任を感じて遺書を残して横須賀の山中で静脈を切ってこの世を・・・
和子は幼い頃から兄ちゃんが大好きで、次男の幼稚園のお友達のパパの様に
死の路を選ばない様に神おも祈りたい心境の一年でした。でも~和子の
心配をよそに・・・後には元気に成ってボチボチ山にも行き暫くは監守じゃ無く
働く皆さんの監督をしながら徐々に元気に・・・((^▽^笑) )