散歩仲間のお兄ちゃん・・・

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早朝散歩に行って、毎日逢う、お兄ちゃん・・・彼に言わせたら・・・

「俺はお姉さんの(和子)お兄ちゃんじゃ無いよ~」って言われるかも

知れませんが、和子が勝手に決めたお兄ちゃん(笑)

 

お兄ちゃんは今年の暮れには80歳に成るお爺ちゃんですが、取っても元気で

未だ、毎週木曜日にはお仕事に行ってる様です。会社の帰りに大型ホームセンターの

奥に有るスーパーに買い物に寄ります。

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ある日、和子がスーパーで買い物をしてホームセンターのリュック売り場を覗き、(リュックを買おうかな?)って思い、迷って居る時に、スーパーに入った所で

お兄ちゃんに逢って・・・「ね~リュックを買おうと思って今

見て来たんだけど・・・」と言ってお兄ちゃんの背中を見たら、

もう大分くたびれたリュックを背負って居て・・・

「アラ~今、同じリュックを見て来たの?買おうか?

どうしょうか?買ったら~お揃いに成っちゃうね?」と言いながら・・・

その時は、買うのを辞めたんだけど・・・やっぱり和子は其のリュックが

気に入っちゃって・・・お兄ちゃんに「お兄ちゃんは会社に持って行くんだし・・・

一緒に歩く事も無いから・・・ペアーでも良いよね?」って買っちゃった~

 

其れを買ったから・・・と言ってお兄ちゃんと親密な関係にも成らないし・・・

公園で朝、逢えば「お早う~」帰る時は「バイバイ・・・又明日」と言う程度で

他に噂話をする訳でも無く、電話番号の交換をする訳でも無く・・・

唯、「木曜日の会社の帰りにスーパーで逢おうね?」と約束をし・・・

逢ったからって・・・「じゃ~偶にはお茶しようか?」と言う事もなくお互いに

家族が居るから・・・「きのうは行ったけど~逢えなかったね?」でおわりの

お兄ちゃん((^▽^笑) )

 

【孫の声 二人受話器に 頬を寄せ(シルバー川柳)】