さおりちゃんは5月から病院に入院し、31日の日は何時もと変らず、
お話しをしたり~スマホでお友達とメール交換をしたり、して居た様ですが、
6月1日の朝から眠りに就いて昏睡状態に・・・
やっぱり小さい時から身体が弱かったからお父様にして見ればショックも
大きかったと思うけど~彼女から「『パパが延命治療をして貰う』って
言うのよ~」と聞き、今までは延命治療がどの様なシステムなのかも知らず、
「そう~」で深く知ろうともしなかったけど~親しいお友達の娘さんが
「延命治療をする」と聞き、和子はパソコンで検索して見ました・
延命治療とは普通の医療費の8倍掛かりメリットはOに等しいし一旦延命治療を
お願いすると途中で辞めると殺人に等しい状態になって、財産も全部つぎ込む結果に
成る。良く々家族で相談をして決断すべき・・・と
彼女の旦那さんの気持ちは一日でも長生きさせて上げたいと言う気持ちは
良く分かるけど・・・延命治療をお願いするに当たって、この様な結果を知って
「さおりちゃんに延命治療を・・・」って考えて居るのだろうか?
共の市営住宅で子育てをし、其々にマンションを買って、今は優雅に家族で
住んでるけど~全部延命治療に宛てざるを得ない状況に置かれるかも知れない???
かと言って、其れを和子が教えるべき立場では無いし・・・暫くは
(どうするのだろう?)って心配しましたが、18日間昏睡状態の果てに
44歳の短い人生を閉じました。 -合掌―