父のお葬式の時に祭壇に衛星ボーロが供えて有りました。
その衛星ボーロを見て・・・思い出した事・・・
姉やんは和子と15才歳が離れて、和子が小学4年生の時にお嫁に行きました。
お嫁に行く前は、織物工場に勤め、やっぱり寮生活をして居ましたが、
姉やんも胆石の持病が有って、会社を休んで実家に帰り、養生して居ました。
その時、和子は小学1~2年の頃だったと思います。
学校では「学校の帰りにお買い物をしてはいけません」と言う約束事が有りましたが、
姉やんが「学校の帰りに衛星ボーロを100メ(400g)買って来て~」って頼まれて
和子は「姉やんに頼まれたんだから・・・」と言って
清々堂々と学校の前のお店で衛星ボーロを100メ買いました。
衛星ボーロは軽いから100メ(400g)はかなりの量でした。
学校の帰り道で、お友達3~4人に「チョッとやろか?(上げようか?)
チョッとやろか?」と得意げに成ってみんなで、衛星ボーロを食べながら帰りました。
帰って姉やんに「ハイ・買って来たよ~」と渡した時には、もう既に半分位
無くなって居ました。
「この子は~こんなに食てしもうて???」って物凄い剣幕で怒られた思い出
取っても怖くって絶対忘れない。
その衛星ボーロが小袋に入って父の祭壇に供えて有るのを見て思わず・・・
「この衛星ボーロで姉やんの怒られて怖かった・・・」と言うと
姉やんはすっかり忘れちゃって・・・「ほんな事知らんもん」って((^▽^笑) )
怒られた和子は一生忘れないけど・・・怒った本人はケロッと忘れてる((^▽^笑) )