思い出ばなし・さおりちゃん(仮)-1・・・

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今日は午前中に美容院に行って来ました。和子の行く美容院は以前

洋光台の市営住宅で共に子育てをした40数年来のお友達です。

彼女には男の子と女の子が居て、女の子はさおりちゃん(仮)と言って

取っても可愛い子供でした。所が中学の終わり頃か高校に進学した頃に

和子は良く分かりませんが、「膠原病?」と言う難病を患い、至る所の病院に

入退院を繰り返して居た様です。

 

結局高校を卒業しても真面な就職は難しく、偶々お母さんは美容院を

開業して居るので美容師の資格を取ってお店を時々手伝って居ました。

幼い時から良く知ってるので・・・子供の頃は「まここのオバサン」と懐き

本当に可愛かったのに~有る時、彼女の美容院に行くとさおりちゃんは

ママのお手伝いをして居ました。普通の人なら成人をしてお店で

働く様に成ったら・・・「アラ~オバサン暫くです」とご挨拶をして呉れて

昔ばなしをして、久々のご対面を楽しめるって思ったのに・・・ 

まるで他人行儀・・・ 一般のお客様と同じ様な感じで・・・

「いらっしゃいませ」と言う感じ・・・

「さおちゃん、暫くだね?元気だったの?」と愛嬌を振りまいても「ハイ」と

言うだけ・・・彼女から色々事情は聞いて大変な思いをして居るのは

分かって居ましたが、膠原病で顔色も余り良くないし・・・肌が荒れて

幼い頃のあの可愛いさおりちゃんの面影は無く、寂しい反面・悲しかったです。

 【なぁお前 はいてるパンツ 俺のだが(シルバー川柳)】