思い出ばなし・兄ちゃん -2・・・

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兄ちゃんが20歳を過ぎた頃に、いろりの前で母に

「カメラが欲しいけど買って良いかな?」って言ってるのを耳にしました。

母は「自分で稼いだお金で買うんだから欲しかったら買って良いよ~」って???

当時、和子は10歳位で小学3年生か4年生の頃だったと思う

 

兄ちゃんは毎日、父と山に行って炭焼きをして運搬用の大きな自転車に

6俵位乗せて売りに言ってた。当時、炭1俵300円って言ってた様な???

母にお許しを貰って、炭を売りに行って帰りにカメラを買って・・・

「かーこ良い所へ連れて言って遣ろう~ついて来い」と言って

お宮さんの裏から山に登って高圧線の鉄塔の有る所まで連れて行って・・・

和子は何時もモデル(笑)家の裏の河原に降りて写真を撮ったり・・・

河原の上流には犬上ダムが有ってダムに行ったり・・・

 

毎日、父と山に行って炭焼きをして居るのでは素敵な写真は撮れず、やっぱり

カメラは写真の焼き増しにお金が掛り、カメラをお友達に売って今度は

トランジスターラジオに買い替えて、山の木にぶら下げてお仕事をしながら

ラジオを聞いて楽しんで居る様でした。

 

当時、隠居の縁側に和子の机が有って、山から帰りに隠居の縁側の

和子の机の引き出しにトランジスターラジオを隠して、又明日の朝

仕事に行く時に机の引き出しから・・・

 

ある日、兄やんの娘(姪っ子)が和子の机の引き出しを開けて

トランジスターを持ち出し・・・「お爺ちゃん~これ何~???」って父に・・・

姪っ子は3歳位だったかな?(笑)

父は「此れは良い物を見つけた~~~」って感じで結局兄ちゃんは折角の

トランジスターを父に取られてがっかり・・・可哀そう・・・((^▽^笑) )

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