兄ちゃんも成人し、年頃の青年に成り・・・
川向こうの亜紀(仮)ちゃんと言う女性と親しいお友達に成った様です。
所が、亜紀ちゃんは、聞く所に依ると「物もらいが出来て手術をして年頃の
娘さんなのに~下瞼に大きな傷が残り、「アカンベー」をしてる様なお顔に・・・
今頃の若い女性だったら眼鏡を掛けて隠すとか?整形手術をしてもう少し
分らなく成るか???と思うけど~何せ、昔の事でその様な配慮も
無かったのかも???そんな亜紀ちゃんと兄ちゃんはお友達に成って、
良くデートをして居た様です。2人の仲はどの程度、進んで居たかも
誰にも分かりませんが、何せ田舎の事だから、かなり噂に成って・・・
「00君(兄ちゃん)もあんな手放し(手放しアカンベー)と
結婚する積りなのかね?彦根でデートしてるのを見たけど・・・」と・・・
そんな噂が、両親・家族の耳に入り・・・父は激怒して猛反対を・・・
一時は両親の言う事を聞いて、噂は薄らぎますが、又忘れた頃に・・・
和子が結婚した当時は、恋愛結婚も多く成り両親の意見も段々と
通らなく成って来ましたが、未だ々兄ちゃんの婚期、昭和35~6年頃は
親の言いなり・・・風の便りで聞く所に依ると、亜紀ちゃんは
「折角見つけた兄ちゃん、この人を諦めたら二度と結婚出来無い」と
言う気持ちが強く、どうしても兄ちゃんと結婚を望んで居るのだろう?」と
言う言葉も・・・
父は5人の子供に分け隔てはしませんが、父の言う事を聞いて炭焼きをし
父に取っては一番可愛い息子だったと思うけど・・・亜紀ちゃんとの縁談には
かなり悩み、苦しんだと思う・・・
その苦しみを兄ちゃんも感じ、亜紀ちゃんと駆け落ちする事もなく、諦めて・・・
結婚は諦めたと思う・・・((^▽^笑) )