小学2年生の秋に兄貴(長男)が結婚し同居生活を初め、年老いた両親は
「老後はなつ〜(姉さん)に世話に成るから〜」と姉さんを大事にし
和子は何度も言う様に両親が居ながら儘っこ同然に苛められ辛い幼少時代を
送りましたが、2人の子供を持つ母親に成って子育ての大変さをシミジミと感じ
(姉さんも26〜7歳で子姑さんの4人も居る家にお嫁に来て未だ幼い
小学2年生の和子を子姑さんと扱って欲しいと言っても小さすぎる。
和子は姉さんに苛められたお陰で大人に成った。姉さんに苛められなかったら
あの泣き虫の和子が親元を離れて横浜で生活何て考えられない。
和子は「姉さんに大人にして貰った」と・・・
子供を持って親の恩を知ると言う諺が有るけれど・・・当にその通り・・・
其れからは和子の気持ちの中で姉さんを許す気持ちに成り・・・
姉さんと取っても良い姉妹に成った 〜姉さん、有難う〜〜〜