和子の生い立ち-106〜磯子中央病院〜

磯子の中央病院は、当時は交通事故専門の病院で一般患者さんは
少なかった様です。和子は頭が5センチ位切れて他に後遺症は無く傷が治れば
健康その物でした。でも〜病院にして見れば素敵な獲物を捕まえたかの様に
2晩は特別病棟に入れられましたが、決して特別病棟とは思えない汚い
西日の入るお部屋で一晩\85,000とは呆れるばかり・・・
又家政婦さんが付いて居ますが、小汚いお婆さんで決して清潔感は
有りませんでした。2晩で特別室を出て又診療所の方へ・・・
此処でもやっぱり家政婦さんが?何時まで居たかな?此処では上野町で
小鳥屋さんを営んでいる貞光末子さんとの2人部屋でお互いに大した
怪我じゃ無く楽しい病院生活を・・・
所が何の症状も無いのに「無知打ちをして居るから〜」と首を固定されたり


一方サントリーフーズの加害者は1〜2回お見舞いに来たかな?
「車で駐車場に入ろうとしたら入れず停まったら、外に居た同僚が
ビックリした表情で俺を見るので慌てて車から出たら貴女が倒れ頭に大きな
傷が見えたのに血が出て無くって(死なれた〜?)ってギョッとした。でも〜
暫くして動かれて、ぞ〜〜〜と血が出て(助かった〜〜〜〜?)って思った」と
保険会社の人は和子に過失が無かったか散々聞く「ウインカーは見なかったか?」とか
ウインカーを見る様な余裕は全然無かったし・・・和子に過失など
有る筈も無かった。
一ヶ月入院して貞光さんと同じ日に退院をしましたが、入院中に一度だけ
腹痛を覚え、レントゲンを撮って貰いましたが、異常無しとの事でした。
退院後も暫くは通院、外来で治療を受けて居ると救急車が頻繁に
けたたましい音を立てて来ます。すると職員は患者さんをホッポッて
ストレッチャーを引っ張って「素敵な獲物さんいらっしゃい」って感じで・・・
(何だ〜この病院は?)って思いましたね?
今は立派に建て替えて様変わりした様ですが・・・