和子の生い立ち-105〜交通事故〜

何時もの様に浩ちゃんとのりちゃん(義則)とを幼稚園に送って行って
自転車で港南台のバーズへお勤め・・・生協の坂を下りきって又
港南台方面をハ〜ハ〜・フ〜フ〜言いながら自転車のペザルを漕ぎ々・・・
丁度坂の降り切った所にサントリーフーズの会社が・・・
何時もの様に左端を風を切りながら下って行くと、隣りをサントリーフーズ
ボトルカーが、下って来て1旦停止をしないまま会社の駐車場に・・・
駐車場に車が無かったら大事には至りませんが、車が停まって居て駐車場に
入れず和子の前で停まり、和子はボトルカーの横っ腹に・・・
気が付いたら、着て居る洋服は全部真っ赤に染まりお勤めに行く所では
有りませんでした。「どうして呉れるのよ〜」って叫んで居る内に救急車が来て
乗せられ・・・中で色々聞かれましたが、暫くは全てを忘れて何も
答えられませんでした。救急車で磯子中央病院に着いて暫くしてから
「清水さんの所へ電話して下さい」とやっとの思いで答えられ、
着る物全て血まみれに成っちゃって丸裸にされて毛布に包まれて診療所の方へ
Lの字に置かれたベットに寝かされて頭の上のベットには子供が入院して居て
ベットで飛び跳ね頭に響いて辛かった・・・


清水さんから連絡を受けて夫と東京のお姑さんがお見舞いに・・・
お姑さんは「子供達がパパと同じ様に成るのかと心配したけど良かった〜」
って安堵して下さいました。夕方又本館の階上の個室に、一晩\85,000とか?
付き添えの家政婦さん付きで・・・特別、何をして貰ったと言う記憶も無く
只西日の当る暑いお部屋で病院と言う感覚は全然有りませんでした。
この部屋は2晩で又々診療所の方のお部屋へ・・・
今度は上野町で小鳥屋さんを遣ってると言うお宅のお母さんと2人部屋・・・
彼女は自宅が富岡で上野町で小鳥屋を営みお店に来る途中で事故に合ったとか?
子供達は東京の実家に預けられ辛い毎日を送らせて仕舞いました。
運良く誠は学校に行ってましたが、夏休みで良かった〜〜