🐈 老眼鏡ごしに見つめてくるさんたちゃん
《和子は又々こんな記事を見た~》
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細い鳴き声に「生きてる!」
おでこをぺろぺろする甘えん坊に
🐈 撫でられて嬉しそうなさんたちゃん
さんたちゃん(12歳・メス)は、ビニールハウスの段ボールの中にいた。
ハウスの持ち主はさんたちゃんを見つけたが、飼えないのでそのままに
しておいた。「知らない間にどこかに行ってほしい」と思ったそうだ。
🐈 ママ、たい焼き美味しそうだにゃ
群馬県在住のKさんは、たまたまその日、ハウスの持ち主の友人のところに
遊びに行った。二人で外出して帰ってくると、まださんたちゃんは
段ボールの中にいた。「もう動く力もない感じで、思わず抱き上げました。
小さな声で『にゃっ』と鳴いたので、まだ生きている!と思い、
動物病院に連れて行きました。『あと少し遅かったら亡くなっていたかも』と
思い、二人で泣きました」さんたちゃんは生後3ヶ月くらい。脱水症状や
低体温、栄養失調のため入院することになった。真菌がひどく、
顔や頭の毛がほとんど抜けてしまっていて、見た目は猫ではないようだった。
「先生に『この子、どうするの』と言われ、友人は飼えないので
私が飼うことにしました。元気になって退院した日が
12月24日だったので『さんた』と名付けました」
シニアになっても甘えん坊
🐈 ハーネスをつけてお散歩に行くこともある
Kさんに迎えられたさんたちゃん。その後、6年ほど一人っ子を満喫していた。
「そのせいかさんたは自分は人間だと思っています。とにかく猫が嫌いで、
近くに寄ってこられると唸って離れます。我が家には他に
5匹の猫がいますが、さんたはみんな嫌いみたいです」
🐈 すやすや、今日もいい日だったにゃ
さんたちゃんはストレスからかわざとトイレを失敗する。
自分のベッドやKさんのベッドでもオシッコをする。
本人も悪いことだと分かっているようで、絶対にKさんの顔を見ない。
「オシッコしちゃったの?」と言うと、背中を向ける。Kさんはそんな
さんたちゃんを絶対に叱らない。
🐈 3ヶ月に一度は眼科に通っている
眠たくなると鳴いて訴え、「寝るよ〜」と言うと部屋まで一緒についてくる。
ただ、自分の場所に他の子がいるとウロウロして、追い出すわけでもなく
そこが空くのを待っているという。キャットタワーもお気に入りの
場所があり、そこに乗っておやつをねだったり、撫でてほしいと訴えるそうだ。
「可愛いんですよね。おでこをぺろぺろしてくれますが、長いから
痛いんです(笑)しばらくマッサージをして離れようとすると、
左手で私を捕まえます」Kさんは、さんたちゃんが最近少し痩せてきたので
心配しているそうだ。「大きな病気はしたことがないのですが、
目にシミのようなものができて病院に通っています。
老化でもできるみたいです。このまま変わりなく過ごせるといいなと思います」
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