年賀状の中に喪中のはがき???

 

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年々高齢に成って来ると、共に働いて居た同僚とも段々と遠ざかり・・・

暮れの年賀状印刷も面倒に成りましが、お正月の唯一の楽しみは年賀状

未だ郵便配達も来て無い頃から玄関ホールの集合の郵便受けを見に行って

元日は一寸厚めで輪ゴムで留めた年賀状が・・・

楽しみに1枚づつ眺めて居ると「長い間、お世話に成りましたが、今回を

最後に失礼します。今年も幸多き一年をお過ごし下さい。本当に

有難うございました。」と記された賀状や住所不明で戻って来た賀状・・・

 

 
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中には「早々に賀状有難うございました。昨年の12月に娘婿50歳が

亡くなり喪に服して居ます・・・」と言う葉書が???

彼女は和子が夫と結婚して新興住宅地の建て売り住宅の戸建ての2階で

新所帯を持って、「子供が出来るまで・・・」と言う条件で都内の東横線

都立大学駅から徒歩数分の場所に有る会社に勤め、初めてお友達に成った友

当時、彼女は未だ独身で旧姓の頭文字をニックネームで「近ちゃん」と呼び

お住まいも和子のアパートの斜め前のアパートの大家さんで、田舎から

出て来て右も左も分からない和子と親しくお付き合いをして下さって・・・

共に子育てを・・・

和子は、ここのアパートには4年ほどお世話に成りましたが、横浜市

公営住宅が当選し、次男がお腹に居る時に団地に引っ越し、彼女も

当時身重で・・・「もう行っちゃうの?もう帰って来ないの?」って言いながら

お別れをして1~2度は子供を連れて遊びに行ったかな?

 

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その後ず~~~とご無沙汰でしたが、マンションを買って落ち着いた時は

遊びに来て呉れて「良く頑張ったね?」って心を込めて歓迎して呉れたのも

彼女でした。そんな彼女からの喪中のハガキ、「昨年の12月に娘婿50歳が

亡くなり喪に服して居ます・・・」と有り、この時期だし、未だお若いし~

和子は、気の毒にコロナに感染して亡くなったのかな?って思い、即電話をして

お悔やみを・・・と思いましたが、きのうは一寸電話する勇気が無くて

止めましたが、今日散歩に行って帰りに・・・スマホの電話帳を開いて見ると

しっかり彼女のお宅の電話番号が???早速戸惑う事無く電話をすると・・・

近ちゃん   「もしもし・・・

和子     「もしもし・・・近ちゃん?

近ちゃん   「ま~和ちゃん?

和子     「今ごろ『近ちゃん?』って言う人は私しか居ないね?(笑)

近ちゃん   「アハハハ・・・」

から始まって、お婿さんの様子を伺うと、コロナ感染ではなく心不全

急に亡くなりショックだったと・・・

彼女の娘さんと我が家の次男とは同じ年で団地に越してから生まれた

娘さんだから、お逢いした事は有りませんが、双方の長男は同じ年で2歳まで

一緒に遊んだ事が有りますが、其々に2歳じゃ???

今、長男のお兄さんは小田原で娘さんは海老名に立派なマンションを買って

お住まいで「老後は自宅を売って海老名に越して一緒に住みたいね?」って

言ってたとか?「でも~クヨクヨしててもどうしょうも無いから・・・」と

言い、元気で和子もホッとしました。

和子    「今度、コロナが落ち着いたら、私の故郷だから遊びに行くね?

近ちゃん  「毎月、第二火曜日にご近所のオバチャン連中でお茶のに

       してるから、みんなも喜ぶからお出でね?

和子    「ウン、コロナが収まってからね?アハハハ・・・

近ちゃん  「そりゃそうだ・・・アハハハ・・・

久しぶりの和子の電話で近ちゃんも嬉しそうだった・・・楽しかった~

【還暦は シルバーシートを 浅く掛け(シルバー川柳)】