思い出ばなし・のんちゃん・・・-1

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今から半世紀ほど昔のおはなし・・・

和子が結婚して「関西弁から脱皮する為」に子供が生まれるまで・・・

と言う条件で有る時計の石を作る会社に就職しました。この会社は従業員が

男女合わせて50人位居たかな?

男性の方は皆さん既婚者で立派なオジサン連中でしたが、女性は当時、

皆さん、独身の方ばかりで既婚者は和子だけでした。ですが皆さんボチボチと

結婚する女性も眼につく様に成りました。やっぱり年頃の女性は

結婚に憧れる事も・・・

 

その女性社員の一人に、のんちゃんと言う方が居て和子より2歳ほど年上でした。

毎日朝の出勤は別々ですが、帰りは良く同じ電車で帰宅しました。

彼女の家族はお父様は他界し、お母様は精神障害で施設に入所し、2歳年下の

弟さんと2人暮らしで、未だ若い2人をご近所に住むオジサン夫婦が見守って

居る様でした。帰りの電車の中で・・・

 

「私も彼が居て秋には結婚するの?」と言い、和子に色々とお話しをして呉れました。何でものんちゃんの彼は東急バスの運転手だったとか?

でも~会社の仲間たちはのんちゃんの彼氏のお話しには余り触れなかったような???

 

和子がこの会社に就職をして間無しに・・・階下で働く近ちゃんと言う

お友達が居て、有る時、近ちゃんから「和子さんのお住まいは綱島のどの辺?」

と聞かれ、「内外裏だよ~」と言うと近ちゃんの婚約者のお母様が、和子の住む

アパートの前のアパートを買って秋には結婚して、其処に住むとか?

彼女は会社の大先輩で色々と情報を教えて呉れて・・・

横浜に来て初めて親しくなった近ちゃんは、後の、のんちゃんの情報も・・・

           続き・・・

 

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