みんな身勝手過ぎ・・・-1

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北海道のオジサンは、和子に取っては優しくて、野菜や果物・暮に成ると

新巻鮭・タラコ・イクラ・ニシンと・・・又ラーメンを送って呉れたり・・・

大変だったと思います。此れは和子の家だけじゃ無く、東京の実家や

浜田山に住んでるオジサン(次男)等々・・・オジサンから送って来る物は

全て「有難う~」って頂いて食べた癖に・・・

 

伊勢崎警察から「北海道のオジサンを保護したので引き受けて下さい」と言われ

即、東京の実家に電話をして、「今回ばかりは、オジサンを預かる事は出来ないので

迎えに来て欲しい」とお兄さんに言うと・・・

「分かった、じゃ~今から行く・・・」と言って下さってホッとする間も無く・・・

お姉さん(兄嫁)から電話が有って・・・

お姉さん 「オジサンを連れて来ないで・・・」

和子   「何時もならオジサンを預かっても良いけど・・・今回は

      介護ヘルパーの実習で、施設に行かないといけないからお宅で、

                  預かって欲しいです。

お姉さん 「家に連れて来られても困るから・・・O雄さん(夫)と

      内のお父さんと2人で新潟のオジサンの家に連れってて・・

和子は、田舎育ちだから、もう少し兄嫁だったら・・・対応のしようが

有るだろうに・・・「実家に連れて来るな」の一点張り・・・

 

和子はこの時まで、継母のお姑さんを看て来たお姉さんは、素晴らしい人だと

思い込んで居たのに・・・せめて・・・

お姉さん  「じゃ~新潟のオバサンに電話をするから家のお父さんと

O雄さん(夫)と2人で明日、新潟に連れて行って貰って???」

と、でも言うのなら、納得するけど・・・その様な優しさは微塵も

見えなかっです。仕方なく和子は新潟のオジサンの実家に電話をしたら・・・

此処でも(涙・・・)

オバサン(実家の跡取の嫁さん)  「和子さん、家に連れて来られても困るから

      北海道の息子さんの所へ・・・

和子   「え~そんな~私は全然知らない人だし・・・電話番号も知らない?

オバサン 「北海道の息子さんの家の電話番号を教えるから其処に電話して?

 

オジサンが若い時にどの様な道楽をしたか、知りませんが、今は衰弱しきって

・・・歩くのも、おぼつか無い状態なのに・・・    続き・・・

 

【お若いと 言われ帽子を 脱ぎそびれ(シルバー川柳)】