みんな身勝手過ぎ・・・-2

            

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 和子に取って、降って湧いた、大惨事・・・

オジサンが元気で、ジャガイモだ、玉ねぎだ、ほら新巻き鮭・タラコ・イクラ・・・

と食料品を送って呉れた時は「北海道のオジサン・オジサン・・・」と

持ち上げた癖に、警察から「保護したので引き取って下さい」と言われ、

今回は、欠かせない用事が有って預かれ無いから、東京の実家に電話をすれば、

「絶対に連れて来るな~新潟のオジサンの実家に夫とお兄さんと2人で

連れて行くように・・・」新潟のオジサンの実家に電話をすると、

「北海道の息子さんの所に・・・」と痛ましい人間模様を垣間見たような・・・

複雑な心境でした。

 

結局、誰一人と「じゃ~北海道の息子さんの所に電話をするから・・・」と言う

者は居なくって和子が・・・

和子    「もしもし~初めまして横浜のO山ですが・・・

      実は内Oしゅんじさん(オジサン)が保護されて家で預かって

       居るのですが・・・

息子さん(義理) 「オジサンも大分弱っちゃって『一緒に住もう』って

      話したのですが、言う事を聞いて呉れず、自分で家を買って

      一人で住んで居たのですが、面倒見切れずに老人ホームに預けて

      オジサンの家も処分してしまい、今更、連れて帰って来られても・・・

と言うお話しでしたが、結果的に翌日、夫とお兄さんと2人で新潟の実家に

 

ナップサックの中を見ると40万円と横浜のわが家の住所の書いたメモと

着替えしか入って無く、お兄さんは、チョッとがっかりしたのか?

「どうしてお前の家の住所しか持って無いんだ~?」と零して居ましたが、

元気な時から、和子は本家を立てて「東京の実家に寄って来なね?」って言うと

「もう行って来た」と嘘を付いて居た様な?東京の実家は、本当はオジサンの

お姉さんの嫁いだ家だけど~実母は若くして亡くなり、後妻さん(夫の継母)が

嫌で寄りつか無かったのでしょうね?

一晩和子の家でお兄さんとオジサンと泊まって翌朝新潟へ・・・ 続く・・・

【孫の菓子 ひとつもらって 諭吉出す(シルバー川柳)】