M事業所・・・-2

Y事業所と比較するとY事業所はビルの5階に事務所が有って間仕切りをして

ケアマネージャーも数人いて事務専門の女性やセンター長は殆ど事務所に

居るから、何時休憩に行っても何時でも休憩出来たし~緊急の対応も万全でした。

今は無きコムスンも常に留守がちの事務所でしたが、鍵の保管場所を

教えて呉れて何時でも入って休憩が出来ましたが、M事業所は某会社の事務所での

間借りの時は事務所に入れましたが、すぐ傍に事務所を借りて移ってからは

社長かセンター長か、センター長の息子さんと管理者が事務所に居ないと

休憩にも行けない

 

センター長は「ヘルパーさんはM事業所の大事な宝物だから何時でも入れるように

今度の事務所は広い休憩場が有るから何時でも入れるよ」って口癖の様に

話して居ましたが、しっかり鍵が掛り、社長以下管理者以外は絶対に入れない

伝票を届けに行っても、次の利用者さんのお宅の鍵を借りに行っても郵便ポストで

受け渡し・・・郵便ポストの鍵の番号を教えて「OO利用者さん宅の鍵は

ポストに入って居るから其処から持って行ってね?」と言う始末・・・

 

和子はセンター長より年上だし・・・コムスン・Y事業所と経験を積んで

木内のおじいちゃんの緊急連絡と言い・ポストの受け渡しの件と言い

物騒なやり口に苛立ちを覚え、「『ヘルパーさんはM事業所の大事な宝物』と

言うのならもっとヘルパーを信用して欲しい」と何度か言った事が・・・

 

他のヘルパーさんも、M事業所のやり方に不満を持って和子に何度もクレームを・・・

でも~社長もセンター長も改める事は無かったです。

でも~和子は2人の子供も独立させて、只、年金暮らしで家に籠るのには

一寸勿体ないと思い、この事業所を最後の職場と思い・・・

 

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