和子のこぼれ話-125 〜家族ぐるみのお付き合い〜

7月に引き渡しの契約でマンションを買ったけど、結局引っ越しをするのは
11月だった。仕事の合間に荷物の整理をし全部アパートを借りて出て行った
長男の部屋に・・・其れにしても折角、長男から「今度の日曜日に彼女を
連れて行くから・・・」って言われたら恥ずかしいから・・・と思い夫の
ご機嫌を伺いながら10枚ほど有る襖を全部張り替えて準備して居たのに〜
(そ〜だ?清水さんちの襖と取り代えようか?)って思ってオバサンに言うと
「いいよ?此のままで・・・」って言われちゃった〜
若し逆で清水さんが越して「襖を代えて遣ろう?」って言われたら和子は
喜んで代えて貰うのに???でも〜ま〜こんな事はしてはいけない事だから〜


当時大型ゴミも一軒で4点しか出せなく成って清水さんにお願いをして名前を
借りてゴミを出させて貰ったけど〜20数年家族ぐるみでお付き合いをし
他人様から羨ましがられる程のお付き合いだったのに〜夫が清水のオジサンに
「車で植木を運んで貰えないだろうか?」って頼んだらアッサリと断られ
何と無く異様な雰囲気を感じた。


根岸の高台のマンションに引っ越し、当時は根岸に馴染みも無く有る日曜日に
夫が洋光台の行き付けの床屋さんに行って清水さんご夫婦とバッタリ
逢ったとか?未だ越して一ヶ月位経ってからかな?夫は帰って来て・・・
「今日オジサンとオバサンに逢ったよ〜」「そう?『お茶飲みに寄って
来なよ〜?』って呼んで呉れた?」「ううん?全然・・・俺が『偶には遊びに
来てよ〜』って言ったら『そんな豪邸に行けるか?』だって?」
20数年も普通、家族ぐるみでお付き合いをして居た仲なら『寄って来なよ〜』
って言うのも当然だし、『そんな豪邸に行けるか?』何て言わないのにね?
やっぱり先に市営住宅を出た事に嫉妬して居るのかな?