郵便局の宅配便・・・

       

皆さんは郵便局の宅配便を受けた事有りますが？その時、スムーズに

受け渡しが出来ましたか？（笑）

和子はヨドバシカメラで大物を買うとポイントが付きますよね？その

ポイントを利用してネットでヨドバシカメラからプリンターの

インクリボンとか録画用のブルレーのCDとか時々買います。すると

直ぐ翌日には自宅に届きますが、ヨドバシカメラの都合で郵便局の宅配に

成る事が・

            

 以前もそうでしたが、家に居るのに～不在票が玄関のポストに入れて帰る

そんな事が何回か有って、ヨドバシカメラに「郵便局の配達をお断りしたい」と

思った事も・・・クロネコヤマトや佐川急便だと配達して呉れるお兄さんの

携帯電話番号が明記されて居て電話をすると再度、快く届けて呉れますが

郵便局はガイダンスが流れてもたついて居ると切れちゃう・・・

そんな不愉快な思いを何度かしましたが、この所暫くヨドバシカメラのネットで買い物をしないから忘れて居ました。

履歴情報

状態発生日	配送履歴	詳細	取扱局	県名等
			郵便番号
2021/01/30 00:00	引受		新東京（ヨドバシ）	東京都
			137-8799
2021/01/30 23:21	中継		川崎東郵便局	神奈川県
			219-8799
2021/01/31 05:27	到着		横浜港郵便局	神奈川県
			231-8799
2021/01/31	ご不在のため持ち戻り		横浜港郵便局	神奈川県
			231-8799
2021/01/31	配達希望受付	配達予定日：1月31日 18～20時	コールセンタ
2021/01/31 19:05	お届け先にお届け済み		横浜港郵便局	神奈川県
			231-8799

今回パソコンのキーボードのカバーが破れたからヨドバシカメラのネットで

買おうと注文すると・・・配達は何処にしますか？

【郵便局＝無料で他の宅配業者は350円掛かります】と言う項目が有り

和子は（やっぱり・・・？）とガイダンスを思い出しました。

でも～折角ポイントで買うのだから配達に350円勿体ないから・・・と思い

郵便局に・・・　すると案の定和子も夫も家に居るのに・・・不在票が？？？

郵便局も民営化に成って何年経つのに、未だお役所仕事って思ってるのかな？（笑）

【身内より 心が通う 介護の手（シルバー川柳）】

思い出ばなし・ひろちゃんー4・・・

       

長年、ひろちゃんは、多少雨が降っても傘を差してあやちゃんと２人で

芝生の周りを数回お話しをしながら歩いて居たのに～突然何の前触れもなく

散歩に来なく成って、ひろちゃんは毎日の様に「私、あやちゃんに何か気の

触るような事を言ったのか？」って・・・落ち込んで居ました。

又和子も、未だ々新入りで気まずい事でも言ったのかな？って思いましたが

和子自身、身に覚えは無いし～やっぱり「気配りに欠けた人」と解釈し

ひろちゃんと「もう～お互いに身に覚えも無いし～気にするの止めよう～」と

言う事で段々と時間が忘れさせてくれて、ひろちゃんも元気に成りました。

    

                                                                   

                                                         【皆様から頂いた寄せ書き】

そんな或る日の朝、ラジオ体操のリーダーと一緒に芝生の周りを歩きながら

歌集の話題に成って、「じゃ～ラジオ体操の前に女性だけで童謡唱歌の

本を作って歌おうか？」と言う話しに成って最初は15冊程作って持って行き

唄会が始まりました。最初は本だけでしたが、「やっぱりカセットが有ると

良いね？」と言う事に成り和子がCDを作ってリーダーがカセットテープに

ダビングして下さって・・・ラジオ体操前の唄会が・・・

すると散歩に来て居るひろちゃんやうめちゃんが「少し皆さんから紙代

貰った方が良いよ」って言って呉れて、皆さんから歌集代と寄せ書きを

頂いた時は嬉しかった～

それ以来もう5～6年経ちますが、今も唄会は続いて居ます。

新型コロナ感染拡大と、今は寒いから・・・和子も冬眠して早朝はお休みして

居ま*すが、月一で歌集の交換に行くと20名近く・・・（笑）

話しが横道逸れちゃったね？（笑）その後もひろちゃんは元気に早朝散歩に

来て6.00時前に成ると恒例のラジオ体操の場所に行って１５分ばかり

お歌を歌って・・・和子は皆さんに「パパが待ってるから帰るね？」って

帰って来る。

【いびきより 静かな方が 気に掛かり（シルバー川柳）】

思い出ばなし・ひろちゃんー3・・・

       

早朝に散歩に行くと、何時もひろちゃんは、あやちゃんと2人で芝生の

周りをお話しをしながら歩いて居ます。ひろちゃんは愛する旦那さんが自宅で

お留守番をして居ますが、あやちゃんは独身で「最終的には甥っ子に頼んで

有る」とか言いながらも老後の事を微塵も考えて無さそう？反面ひろさんは

ご主人もお子さんも、又自宅の周りには姉妹が何人も・・・ひろちゃんは長女で

時々、妹さんも散歩に見えて居たそうですが、和子はお目に掛かった事は

有りませんでした。

             

そんなある日、毎朝、あやちゃんと2人で肩を並べて歩く姿は羨ましい

感じでしたが、有る日突然あやちゃんは散歩に来なく成りました。2～3日は

朝寝坊をしたのか？何か用事で来なかったのか、余り気にも留めませんでしたが、一週間・10日・1ヶ月・3ヶ月・・・と来なく成ったら皆さんで

「どうしたのでしょうね？」って心配します。

特にひろちゃんは、毎日肩を並べてお話しをしながら何十年も散歩して居た

仲間だから・・・「私、あやちゃんに何か気に触る様な事を言ったかしら？」

ってと取っても心配し大分落ち込んで居ました。

和子も身に覚えは有りませんが、「何か悪い冗談でも言ったのかな？」って

心配した事も？？？

でも～長年お付き合いをして居るひろちゃんに一言断ってから散歩を

止めれば良いのに・・・って思った反面、（やっぱり独身を通す方だから

他人の気配りが欠けるのかな？）って皆さん口にはしませんが、思って

居たのでは？？？又滅多と来ない散歩仲間から「この間早朝にあやちゃんは

山下公園を歩いて居たよ～～～」って何気なく言われた言葉で又々

ひろちゃんは落ち込んじゃう・・・（（＾▽＾笑） ）

【持たされた 携帯つまりは 迷子札（シルバー川柳）】

思い出ばなし・ひろちゃんー2・・・

       

早朝・5.00時頃に散歩に行くと、当時は皆さん若かったし～元気だから

新入りの和子が行くと、皆さん優しくお声掛けをして下さって早朝散歩も

朝、起きるのが辛いけど・・・段々と皆さんに馴染み楽しかったです。

ひろちゃんのご主人はパーキンソン病で、やっぱり運動が必要とかで

ひろちゃんは早朝散歩に来て、又9.30分ごろにご主人と・・・取っても

仲の良さそうなご夫婦で80歳前後に成っても「お父さんを愛してるから・・・

早朝散歩に来る時は、未だ眠ってるけど、『お父さん行って来るね？って

チュッ・・・』ってして来るの？」って平気で言う～勿論長年連れ添った

夫婦だから『お父さん行って来るね？って、チュッ・・・』も良いけど

80歳にも成るお婆ちゃんは普通は言わないよね？（（＾▽＾笑） ）

         

そんな何時迄経っても初々しいひろちゃんはリュックに夏ミカンを持って来て

皆さんに下さったり～「ゴーヤが採れたら食べて～」って持って来て

呉れたり・・・又刺繍が好きで玄関マットの上に立派な刺繍を・・・

この刺繍が趣味だと言うのは、やっぱり散歩仲間のお婆ちゃんの梅ちゃんが

体調を崩し、暫く早朝散歩に見えなかった時に、唄会のリーダーと

ひろちゃんと和子と3人で梅ちゃんのお宅にお見舞いに伺ったら梅ちゃんの

お宅で玄関に素敵な刺繍を施した玄関マットが？？？

其れを見た時に、ひろちゃんは「アラッ？此れ私のプレゼントしたマット」

と歓迎されて・・・「今も使って呉れて居る～嬉しい・・・」って

未だ々和子は新入りですが、皆さん長いお付き合いだから・・・

そんな梅ちゃんも2～3年前に天国へ・・・m(_ _)m

【老医師の 過労気遣う 老患者（シルバー川柳）】

思い出ばなし・ひろちゃんー1・・・

        

和子が森林公園の散歩を始めて今年の5月で丸10年に成ります。

10年前と言えば、皆様の脳裏を霞めるのは、あの3.11東日本大震災

だったですね？丁度大震災の時は、和子は赤十字病院に入院して居ました。

当時、横浜も震度5弱で大変な揺れでした。

震災も横浜の方は落ち着いて、夫や子供達に「もうお仕事辞めたら～」って

言われ、お世話して居た利用者さんにお別れのお手紙を送って、仕事を辞めて

夫と2人で年金暮らしに・・・

今迄朝早くから起きて仕事に行き、夜遅くまで頑張って・・・すっかり

手持ち無沙汰に成った和子は、1時間でも良いから散歩して来よう・・・と

思い付いて、朝の主婦業を終えて9.30分頃から森林公園の散歩に・・・

                

公園に行くと高齢者の方が其々に芝生の周りを歩いたり～犬の散歩をして居る

オバチャンや、又可愛い保育園のお子さんが先生に連れられて遊びに来たり・・・

様々でした。そんな中に老夫婦がベンチで休憩し、和子に優しくお声掛けを

して下さったのがひろちゃんでした。勿論、その当時は自己紹介も何もなく

毎日、散歩に行くと来てベンチで一休みされて居ました。

「ま～今日も逢えたね？今日は風邪も無いし～暖かいね？」とか？

「大分桜も散ってつつじの花が綺麗に咲きだしたね？」と言う感じで・・・

            

5月ＧＷを過ぎると9.30分ごろに散歩に行くと暑いし・・・夫が「早朝に

行くと気持ち良いよ～」とアドバイスして呉れるけど・・・早朝に起きるのは

中々勇気が要ります。「今日も止めた～明日から行こう～・今日も止めた～

明日から行こう～」と言いながら、何日か過ぎて・・・ようやく眠い目を

擦りながら・・・早朝に行くと・・・最初は5.00時頃に行ったのかな？

早朝に行くと大勢の高齢者が其々に健康の為に、芝生の周りを歩いたり

運動をしたり・・・して居ました。その中にひろちゃんが居て・・・

「アラッ～どうしたの？こんなに早くにも来てるの？」って聞くと

ひろちゃんは「朝、9.30分ごろに行くのはお父さんの運動の為に・・・

私は早朝に来て皆さんと、この芝生の周りを数回廻って、6.00時過ぎには

ラジオ体操に行くの」と言ってリュックにラジカセを入れて背負って・・・

         

皆さん6.00時過ぎるとこの第二公園から去りますが、和子は「又後でね？」

と別れて・・・後少し歩いて馬事公苑の方へ行くと・・・

ラジオ体操が始まってます。（（＾▽＾笑） ）

【老木は 枯れたふりして 新芽出し（シルバー川柳）】

思い出ばなし・広海さんー2・・・

      

子供も大きく成って、手を掛ける事も無くなりましたが、今度は高校・大学と

２人の息子にお金が掛かる様に成って、本格的にパート勤めを始めて

靴下工場の広海さんともご無沙汰勝ちでした。

有る日、同じ団地の以前、婦人部を遣った時にご一緒だった婦人部の

部長さんから「広海さんの会社に靴下を買いに行くからご一緒しない？」って

誘われて会社の方へ・・・

洋光台から電車に乗ってバスに乗り継いで・・・こじんまりとした会社でした。

やっぱりオバチャン連中がテーブルを囲んで雑談をしながら、出来上がった

靴下にシールを付けて袋詰めを・・・

和子は広海さんには妹の様に可愛がられて、取っても優しいお姉さんって

存在でしたが、工場には初めて・・・婦人部の部長さんは若い頃にこの会社で

長く働いて居られて工場長や職人さんとも和気藹々にお話しが盛り上がって

楽しそうでした。工場長も職人さんも時々商品を届けて下さって・・・

「アラッ珍しいね？もう僕ちゃん達も大きく成ったでしょう？」って

お声掛けをして貰い、嬉しかったです。

その後、何年か過ぎて、和子が失業して居る時に広海さんの所に電話をすると

広海さん　　　「今、どうしてるの？」

和子　　　　　「今失業しちゃって遊んでるよ～会社の方忙しい？？？」

広海さん　　　「毎日忙しくって猫の手も借りたい位、遊んで居るなら

　　　　　　　　家に来ない？あんたなら欲しいだけお給料上げるから・・・」

元々広海さんの会社に転がり込ろうとは努々思って無かったけど～普段から

お仕事をして居るから我が家は留守がちで誰も遊びに来ないし・・・フト

広海さんを思い出して電話をしただけだったけど・・・広海さんから

「家に来ない？？？」って誘われて・・・一寸気持ちが傾いて・・・

勿論「欲しいだけお給料上げるから・・・」と言うのは信じて無いけど・・・

（暫く行こうかな？）って思い靴下工場に入社しました。

       

パート社員として工場の中に入ると何時か婦人部の部長さんと伺った時の

雰囲気とは全然かき離れて・・・オバチャン連中の仕事をしながらの会話は

他人の悪口ばかり・・・女の職場のドロドロとした雰囲気に和子は

幻滅を感じました。

でも～和子がその中に入ると・・・「広海さんのお知り合い」という事で

パッと会話を変えて・・・本当に嫌な雰囲気でした。

      

流石の和子も、この会社では長居する所じゃ無いと感じて・・・

一度はお給料を頂いたけど～やっぱり「欲しいだけお給料は？？？」

広海さんに「折角だけど、此れから２人の息子にもお金が掛かるから・・・」

という事で退職しましたが、広美さんはさっぱりした方で快く受け止めて

呉れて・・・終わりに・・・２年位前に早朝散歩に来るご夫婦が靴下工場の

ご近所で「広海さんも元気にしてるわよ～」って・・・（（＾▽＾笑） ）

【病歴はなしで 話の輪を はずれ（シルバー川柳）】

思い出ばなし・ナミさんー5・・・

               

和子も子供も大きく成って本格的にパートで働き出して数年後にナミさんも

他界されたとお向かいの棟のお友達から伺いましたが、噂に依るとお兄さんや

甥っ子さん、姪っ子さんも居たそうですが、兄妹とも縁を切ってお母様と

2人で市営団地の一室で倹しい生活をされて居ましたが、お母さんも亡くなり

和子の紹介で和食レストランで皿洗いのお仕事を始めて世間の風に触れ、

最終的には末期がんで同じ棟の上階の方だったのか、良く分かりませんが、

とにかく団地の方に看取って頂き、全て市の方で埋葬されて家財道具も

処分されたとか？

      

                                

取っても几帳面な方でチリ一つ見受けられない綺麗なお宅で・・・

「３０代で亡くなった夫は私の胸の内には３０代の儘、今も生き続けている」

と言ったナミさんの言葉、和子に取っては印象的で忘れられない

此処までご主人を愛し続けて居たんだ～と思うと「若くて亡くなったご主人

幸せだったんだなぁ？」って思いましたね？

そのご主人を愛し続けたからこそ、紳士靴下のリンキングで僅か1.5ｃｍ程の

切れ端の糸を解いてセーターに編む、一般人は思い付かない執念でお母さんと

２人で生きて、最終的には市で全てを処分されて無縁仏様に・・・

一寸残酷ですよね？可哀そう過ぎます。

あれから40数年・今頃は天国で幸せに暮らして居るかな？（（＾▽＾笑） ）

【見栄張って 杖は要らぬと 傘を持ち（シルバー川柳）】