【特別・番外篇】
《夏植え球根植物》植えっぱなしで手間いらず!
育て方&おすすめ球根植物を・・・
連日の猛暑のなか、夏のガーデニングをあきらめて室内で過ごす時間が
増えていませんか?そんな方におすすめなのが夏植え球根植物です。
今植えておけばとくにお世話をしなくても、秋には美しい花を
咲かせるのでうれしいですね?
- 夏植え球根植物の植え方
- 夏植え球根植物の育て方
- 夏植え球根植物《おすすめ植物》5選
🧿 夏植え球根植物の植え方
🧿 植え付け時期
夏植え球根植物の植え付け時期は7~9月にかけて。それ以前だと
梅雨時期で球根が腐り、遅すぎると開花時期を逃してしまいます。
暑い時期の作業は大変ですが、植え付けさえしておけば、夏は休眠期なので
ほとんど手間がかかりません。
🧿 日当たり
一般的に日当たりのよい場所を好む植物が多いですが、品種によっては
半日陰を好むものもあります。適した場所を選んで植え付けましょう。
🧿 土壌準備
夏に大雨が降ると球根が腐りやすいため、排水性のよい土壌を選ぶのが
おすすめ。粘土質の土壌を避け、砂質土壌や腐葉土を混ぜて改善すると
よいでしょう。 植え付け前に土を耕してフカフカにしておくと、
活発に生育します。
🧿 植え付け方法
球根の大きさに応じて、深さと間隔を調整します。一般的には、
球根の直径の2〜3倍の深さに植え、間隔は球根の直径の2〜3倍程度
空けましょう。植え付け後は土をかぶせ、軽く押さえて定着させます。
🧿 夏植え球根植物の育て方
🧿 水やり
植え付け直後はしっかりと水やりをおこない、その後は土の表面が乾いたら
適宜水やりをします。過湿を避け、排水をよくすることが大切です。
🧿 肥料
植え付け時に元肥として緩効性化成肥料を施しましょう。開花時期は
肥料を控え、花後~春までは月1~2回液体肥料を与えて球根を太らせます。
🧿 病害虫対策
夏の高温多湿な環境では、病害虫の発生が懸念されます。定期的に葉や茎を
チェックし、異常があれば早めに対処しましょう。
病害虫予防のためには、風通しをよくすることも重要です。
🧿 冬越し
耐寒性のある品種はそのまま植えっぱなしで大丈夫。寒さが苦手な品種や
寒冷地では、マルチングで保護したり、掘り上げたりするとよいでしょう。
🧿 植えっぱなしで手間いらず!
《夏植え球根植物》おすすめ5選
🪷 リコリス
★ 学名:Lycoris
リコリスは夏植え球根植物の代表的な品種。日本でなじみ深い彼岸花も
その一種です。日なたから半日陰までさまざまな環境に適応します。
🪷 サフラン
★ 学名:Crocus sativus
★ 科名・属名:アヤメ科サフラン属
紫の花弁と赤や黄色のしべとのコントラストが鮮やかなサフラン。
赤い雌しべは高価なスパイスとしても知られています。
🪷 オキザリス(秋~冬咲き品種)
★ 学名:Oxalis
ほふく性があり、野草のようにナチュラルな花が魅力のオキザリス。品種が多く、
特徴や開花時期などさまざまなタイプがそろっています。
🪷 原種シクラメン
★ 学名:Cyclamen
原種シクラメンはうつむいて咲く小さな花が清楚な印象。葉に入る模様も
キレイです。半日陰を好み、水はけのよい土壌が適しています。
🪷 ステルンべルギア
★ 学名:Sternbergia
秋にクロッカスとよく似た黄色い花を咲かせるステルンべルギア。
排水性がよい肥沃な土壌に植えれば、植えっぱなしでも毎年開花します。
暑い夏でもガーデニングを楽しみたいときは、夏植え球根植物がオススメ。
植え付け後に適度な水やりをしておけば、開花までほとんど手を
かけなくても大丈夫です。
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