【特別篇】
春~初夏に美しい花が咲く「芳香が魅力の低木」厳選7種
いま咲きごろの麗しき花たち<爽やか系&大人カワイイ系>
あなたはどれがお気に入り?
樹木を植えるとガーデンの見映えがグンと良くなります。
高さのある樹木は存在感がありますが、低木でも十分、その美しさを
堪能することができます。コンパクトな庭でも育てやすく、鉢植えにして
楽しむのもおすすめです。 そこで今回は春~初夏が開花時期の低木です。
なかでも芳香が魅力の低木をお伝えしますので、さっそくみていきましょう。
「春~初夏に美しい花が咲く、芳香が魅力の低木」
・ニオイバンマツリ
・クチナシ
・マツリカ
・ギンバイカ
・バラ
春~初夏に開花する!芳香が魅力の低木<爽やか系4種>
🌺 バイカウツギ
・学名:Philadelphus satsumi
・開花時期:6月~7月ごろ
バイカウツギは初夏にホワイトの花を咲かせる落葉低木。花からはほのかに
香りが漂います。 横に枝が広がりやすいので、見苦しくなってきたら花後に
剪定をして樹形を整えましょう。鉢植えでも育てることができます。
🌺 ニオイバンマツリ
・学名:Brunfelsia australis
・科名・属名:ナス科バンマツリ属
・開花時期:4月~7月ごろ
ニオイバンマツリは、春から初夏にかけて芳香のある花を咲かせる常緑低木。
花色はパープルからホワイトに変化し、両色の花が一度に咲く様子は
大変涼しげです。 大きく育ちやすいので、コンパクトに育てたい場合は
鉢植えにして、適宜剪定しましょう。温暖地では戸外でも越冬しやすい性質です。
🌺 クチナシ
・学名:Gardenia jasminoides
・科名・属名:アカネ科クチナシ属
・開花時期:6~7月
6~7月にかけて、ホワイトの美しい花を咲かせるクチナシ。ジンチョウゲ、
キンモクセイと並び、三大香木のひとつとして知られる常緑低木です。
耐陰性があるため、花の少ないシェードガーデンの彩りとして育てるのも
おすすめです。八重咲きの品種は、とくに華やかで美しい花が楽しめます。
🌺 マツリカ
・学名:Jasminum sambac
・科名・属名:モクセイ科ソケイ属
・開花時期:7月~9月
初夏から秋まで開花するマツリカはホワイトの美しい花が咲く常緑低木です。
初夏から開花し、花からは甘い芳香が漂います。この芳香を茶葉に移した
ものなどがジャスミンティーとして親しまれています。
寒さに弱い性質なので、冬は室内で管理するようにしましょう。
鉢で栽培すると、樹高も抑えられます。
春~初夏に開花する!芳香が魅力の低木<大人カワイイ系種>
🌺 ギンバイカ
・学名:Myrtus communis
・科名・属名:フトモモ科ギンバイカ属
・開花時期:5月~6月ごろ
ギンバイカは、ホワイトの美しい花を咲かせる常緑低木です。
花には特徴的な長い雄しべがあり、華やかな雰囲気にひと役買っています。
5~6月に開花する花だけでなく、葉にも芳香があります。
光沢のある葉も見応えがあり、観葉植物として育てられる場合もありますが、
日当たりに恵まれないと花つきが悪くなります。
🌺 クロバナロウバイ
・学名:Calycanthus floridus
・開花時期:5月~6月ごろ
大人っぽいダークレッドの花を咲かせるクロバナロウバイ。
5~6月が開花期で、花や葉、枝にも芳香があります。
樹高が1メートル程度の落葉低木ですが、横に広がりやすいので、
やや広い場所で育てると安心です。株姿が乱れてきたら、
花が咲き終わった後、軽く剪定をしましょう。
🌺 バラ
・学名:Rosa
・科名・属名:バラ科バラ属
花の女王とも呼ばれるバラは、美しい花から漂う芳香が楽しめる落葉低木です。
世界中で愛されている植物だけあって、多くの品種が存在し、
新品種が毎年作出されています。
品種によって香りの強さが異なるので、好みに応じて選ぶとよいでしょう。
お世話をするときは、トゲに注意をしましょう。
🧿 まとめにかえて
今回は春~初夏が開花時期で、芳香が魅力の低木をお伝えしました。
植物の香りは、思いのほか遠くまで届いている場合があります。
香りのある植物を楽しむときは、周囲の環境に配慮しながら鉢を置く場所や
植える場所をよく考えて、育てるようにしましょう。
♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️