《和子は又々こんな記事を見た~》
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誰を救い誰を諦めるのか“命の選別”医師の告白
新型コロナウイルスの感染が拡大してから1年半、医療の「ひっ迫」
という言葉はよく耳にしてきましたが、関西地方では先月
「実際に崩壊した」との声があります。 崩壊すると、一体何が起きるのか。
ある医師の告白です。 関西のとある病院では先月、重症者が30人に
達しました。しかし、人工呼吸器がある病床は14しかなく、誰を救い
誰を諦めるのか“命の選別”を余儀なくされました。
💦医師:「悩んで決められなかったら、その人たちはどんどん悪くなっていく。
30分以内くらいに判断しないといけない。どんなふうに選んだらいいのか、
僕らも答えを持ちません。若くて寿命が長く残っているであろう
30代、40代、50代を優先して運ぼうと」 病床が空いた時、医師が
選んだのは、ずっと待っていた高齢者ではなく、新しく運ばれてきた
若い世代でした。
💦医師:「つらいのは、自分の親が70代だったりする。70代くらいだと、
半分以上の方は元の生活に戻れる可能性が高い。自分の親がこの状況に
なった時に、こんなふうに助けられないんだと思うと、自分の親でなくても
感情移入するし、つらい。ものすごく心が削られる。その人の結果が
悪かった時に、自分の選択がその人の命を決めてしまった。
受け入れがたい心」 誰を救い、誰を諦めるのか。アメリカでも去年、
同じ問題に直面していました。多くの州が解決策の一つとして使ったのは
選別の基準、ガイドラインです。 マサチューセッツ州:「医療従事者たちが
耐え難い決断を迫られた時のため、公正で透明なガイドラインが
必須なのです」 合併症の有無や余命などをもとに点数をつけて、治療の
優先順位を決めました。同点の場合は、若い人が優先されます。
ガイドラインを作ってきました。
🎗ティア・パウエル医師:「とても恐ろしい作業ではあります。ただ、
限られた医療機器を、どの患者に割り当てるかで不満が出たり、お金の力、
社会的地位などが影響してもいけません。疲弊した医療従事者に決断を
強いることは残酷だし、必要もない」 誰の命を救うのかを点数で決める、
日本でも同じように割り切れるのでしょうか。 医師:「西洋的な考え方で、
ばっさりとここからここまでというドライな考え方は、
受け入れられているところがある。でも、東洋的というか、お年寄りを
大事にすることを是として、小さいころから生きているわけだから、
欧米でされているような線引きを、誰もなかなか言い出せない。
線を引く基準を示されても、これでいいのかなと感じると思います」
命の選別に答が出る日は来るのでしょうか。医療倫理の専門家に
聞きました。
京都大学大学院・児玉聡准教授:「“死のタブー視”という言葉が
ありますけれど、日本ではなかなか生死に関わる議論、今回の非常に
厳しいトリアージ、選ばれなかった人が死に直結するような選択を、
公の場で議論をしにくいというのはある。ただ、こういった議論をしないと、
医療者の方々が背負うということになりかねない。公的な議論が
必要かと思います」
💦医師:「僕たちが担っている役割、(判断が)できるのは、医師しか日本の
現状にはいないだろう。この時代に、今の立場で医師をしていると
いうことは、そういったことに対して頑張るというか、役割を
果たさないといけない」
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毎日、新型コロナ感染者数をテレビやネットで見て大変なご時世に成って
早く新型コロナも終息を迎えないかと願って居ますが、未だ々先の見えない
大変なご事態ですね?又最近は多少感染者数も少なく成った様ですが
変異ウイルスに成って益々亡くなる方が多く、病院のひっ迫を感じる様に
成りましたが、今日の記事を見て先生方のご苦労が手に取るように感じられ
ます。どうか先生方のお身体を大切にされる事をお祈りいたします。