センター長の指示で今度は60代後半の利用者さんのお宅へ・・・
このお宅はマンションで、お子さんは其々に結婚されてご夫婦2人暮らしで
奥様がうつ病で、午前中は90分、(10.30~12.00)お掃除とお昼の用意・
午後は60分(14.00~15.00)のサービスに入ります。
和子はうつ病の利用者さんとは、接した事が無くどの様に接すれば良いのか
分かりませんでした。でも~和子の自己判断で「余り、くよくよしないで
前向きに考えて元気に成ろうね?」と、しか言えませんでした。
彼女は未だ60代の後半で和子の姉、君ちゃんと同じ年で偶然に名前も
君ちゃんの旧姓で「同性、同名」「なんだ~家の姉と同じ名前・・・」と
何となく親近間を感じ、きみ子さんは末っ子で「私の妹が出来た~」って
喜んで呉れて、伺うと「お姉ちゃん・かーこちゃん」って感じで和気藹々と
うつ病は身体的には苦痛な所もなく、和子が週に2回ばかり午前中と午後からの
入浴介助に伺うのを待ってて呉れて、ピ~ン・ポ~ン」とチャイムを鳴らすと
「あ~かーこちゃん今開けるね?」ってマンションのオートロックの鍵を
開けて呉れたり・・・又ご主人とも親しくなって色々とパソコンのお話しを
したり・・・
お姉ちゃんのお宅はオール電化でレンジもガスではなくIHで火が見えない?
慣れるまでは一寸戸惑っちゃったね?
始めて伺った時はすっかり痩せ細って気の毒でしたが・・・和子が
サービスに入る様に成ったら見る々内に元気に成たれて・・・ホッとしました。
【来世も 一緒になろうと 犬に言い(シルバー川柳)】