兄ちゃんの家は昔の茅葺の4.5畳4つに土間付きの古い家を買って茅葺の
屋根が落ちない大黒柱を残して大改修をしてリフォームしたお家でした
最近の新しいお家は都会顔負けの立派なお宅も有りますが、田舎は6畳4つ
「座敷・寝室・茶の間・客室と言うのかな?和子の子供の頃は出ノ口」に
やっぱり6畳2間程の大きな土間が有って、その土間の隅に五右衛門風呂が~
和子の実家・兄やん(長男)の家は父が3男坊で新築で6畳4つに縁側が付いてて
兄ちゃんの家より大きく、新しかったです。でも~父が兄ちゃんの為に
山の木を切って立派に改築してお嫁さんを迎えたのですが、お風呂場だけは
改修して無かった様です。
兄ちゃんの結婚式を無事に終えて2日目は昔の風習で、お嫁さんの持って来た
箪笥・夜具一式、鍵を開けて「どうぞ私の持ち物を見て下さい」と言う様にして
お婿さんを連れて黒留め袖に頭には素敵なコサージュを着けて里帰りをします。
そしてご実家でお婿さんのご披露をして帰って来ます。
勿論、昔、田舎は男性が先にお風呂に入って女性は後・・・
昔の五右衛門風呂は、浮き板が浮いてて、その板を沈めて真ん中に入る。
兄ちゃんの二日帰りの晩に和子がお風呂に入ったら・・・見る々内に
お湯が抜けて土間は水浸し・・・(涙・・・)
お風呂は昔のままだったから・・・窯と桶が分離して大騒ぎ・・・((^▽^笑) )