夏江さんは本校の生徒さんで中学3年間だけご一緒で、特に親しい「お友達」と
言う程でも有りませんでしたが、初めて同窓会に行って名簿を頂き、
同じ神奈川県内に住んで居ると知り、数十年の歳月が流れ、お電話をしたら
きっと懐かしがって呉れるだろうと浅はかな考えで、電話をすると、素っ気なく
切られちゃって・・・正直がっかりしました。
有る時、長男の幼稚園のお友達のママが「善行に家を買ったから遊びにお出で~」と誘われて、電車に乗り継いで善行の駅に着き、未だ当時は携帯電話など
持ち合わせて無くて、駅から彼女のお宅に電話をすると・・・
「直ぐそばの三叉路迄迎えに行くから其処で待ってて~~~?」と言われ
彼女の来て呉れるのを待って居ました。
すると向こうの方から、同年代の女性が通り掛かり・・・いきなり・・・
「お宅、小林さんじゃ無いですか?」と言われ・・・
「違います」と言うと「アッ~そう~」と言って彼女は立ち去りました。
和子は旧姓は「小林」だし・・・やっぱり結婚して数十年経っても
「小林さん」と言われると、他人様じゃ無いから「ハッ」と思い、その時一瞬、
茅ケ崎の夏江さんが脳裏を掠め・・・(マサカ~夏江さん???)
良く人間、違えで「小林さんですか?」と聞かれる事も有りますが、偶然にも
和子の旧姓を言われ・・・何時か茅ケ崎の夏江さんの所に電話をしたら素っ気なく
切られ、又今回も気位の高そうな女性から「アッ~そう~」と言って立ち去る?
本当は以前に電話した時も、何気なく切ったのかも知れないし・・・
今回の女性も茅ケ崎と善行は場所的にも全然違うから・・・
和子の思い過ごしだろうけど・・・幼い頃の夏江さんのイメージは???
その後に何度か同窓会に行ってお逢いしたけど~あの気位の高そうな女性とは
全然違い、茅ケ崎で畑仕事をして居る夏江さんは極、普通のオバサンだったけど
やっぱり何年経っても馴染めない夏江さんに・・・((^▽^笑) )
【物忘れ 忘れた事に 気が付かず(シルバー川柳)】