この主人公の初ちゃんとは、和子の父方の従姉妹で和子とは二回り(24歳)
位年が離れて居ます。此れは全て「思い出ばなし」では無く、身内の方から
聞いたお話しで、あえて初ちゃん物語りと・・・
初ちゃんは、和子の父のお兄さんの子供さんで上に元さんと言うお兄さんと
二人兄妹で本家に両親と当時は和子達の祖父母も元気で居たのかな?
当時は未だ大正時代で電化製品も復旧されて無く、
お部屋に電球が点いてたかな?(笑)そんな昔、昔の大昔の物語です。
当時は冬に暖を取るのも、囲炉裏とか炬燵も床に囲炉裏が掘って有って
その中に炭火を入れて櫓を置いて布団を被せた炬燵だったとか?
ある日、オバサンは未だ々寝返りもしない、初ちゃんを囲炉裏の傍に寝かせて
表で洗濯をして居たそうです。すると家の中で赤ん坊の火の点いた様な
激しい鳴き声でオバサンは急いで家に入ると初ちゃん初めて寝返りをして
囲炉裏の炭火の中に手を突いて顔から手から大火傷をして、
思いも掛けない大惨事に・・・
今の様に即、救急車が来る訳もなく、応急処置をして病院に連れて行って
お顔だけは火傷の後は残ったけど顔が変形する事もなく奇麗に直って居ましたが、
寝返りをして炭火の中に手を突いた時に、右手の親指が折れてて、
オバサンの腿の肉を取って整形し、一旦は親指を起こしたそうですが、
やっぱり上手く行かず右の親指は折れた侭で障害児に成りました。
そんな初ちゃんも段々と大きく成って奇形児に成りましたが、人差し指・中指
薬指・子指でおねんねした親指でも~上手に箸も持ち、鉛筆も持ち、
編み物でも洋裁・針仕事でも何でも出来て不自由は左程無さそうですが、
当時は藁仕事で、草履を編んで履いたり~縄を編んで山間部だから木起しに
縄を使うのですが「縄編みだけは出来ない」と話して居ました。 続き・・・
【深刻な 情報漏れより 尿の漏れ(シルバー川柳)】