今から40年近くむかし・・・GWの差し掛かった4月29日だったと思う
突然夫が「お腹が痛い」と言い出し・・・病院も公共機関もお休みに入り~
勿論掛かり付の開業医もお休みで電話をしても出ない?
6丁目の方に渡辺耳鼻咽喉科が有って(お腹が痛いのは耳鼻科はどうかな?)って
思ったけど~ダメ元で電話をすると「連れていらっしゃい」と受け入れて下さって
問診を受けました。すると「冷えたのでしょう?痛み止めを出して置きます」と
言って痛み止めのお薬を貰って夫は飲みましたが、「全然効かない」と言いながらも
男の人だから我慢をして・・・会社はGWは5月3日からで翌日は、痛いお腹を
我慢しながら翌日30日はお仕事に行きました。
当時は春闘の時期で、交通網はストライキで東急電車はストに突入して東京の実家で
泊まると言って泊まる支度をして出掛けました。
やっぱり「お腹が痛い」と言いながら仕事に行った夫が心配で、お昼休みに電話をするとやっぱり「痛い・・・」と・・・
和子は心配で「実家でお金借りてでも良いから病院に行って見て貰ってね?」
と言うと・・・「そうする・・・」と言って実家の近くの小さな病院に
行ったそうです。先生はビックリして「腹膜を併発して早く手術をしないと
お腹がパンクして死んじゃうよ~~~今からお家に帰ってお風呂に入って
即、入院しなさい」と言われ・・・次の日の朝、手術を・・・
実家から電話を頂いて長男をお友達に預け、保険証を持って病院に・・・
朝10.00に手術したそうですが、麻酔が効かなくて・・・強い麻酔を掛けられて
中々麻酔が覚めず、唇は紫色に変色して寝てる・・・
和子が「パパ~パパ~・・・」と声を掛けても返事が無い?先生が往診に来て
「OOさん・OOさん・・・」と声を掛けられると「は~い・・・」と???
夜の8.00時に成っても9.00時成っても寝たきり
長男をお友達に預けて来たし・・・夫の妹さんから「眼が覚めたら電話するから
帰ったら・・・」って言って呉れて自宅に帰り・・・
妹さんから「お兄ちゃん眼が覚めたよ~」って電話を頂いたのは23.00時過ぎでした。
この時は幼い息子を2人抱えて未亡人に成るかと思った~ 続き・・・
【忘れ物 口で唱えて 取りに行き(シルバー川柳)】