母は80歳の時にお医者さんに誤診されて「胃に癌が出来てるし腹膜を
併発して居るから80歳の高齢では手術に耐えられるか、医者の判断では
決められないから兄妹で良く相談して下さい」と言われ・・・兄妹5人で
夜中まで悩み、「手術すれば3ヶ月長生きするかも知れない?手術しなかったら
このままで3ヶ月持つかも知れない?手術をしたお陰で寿命を縮めるかも知れない?手術をしなくって亡くなったら~若しかしたら手術したらもう少し長生きするかも知れない・又手術までしても、やっぱりダメだったと諦められるか?
散々悩んだ挙句、先生の誤診でお通じ(ウンチ)が出たら元気に成って・・・
無事に退院して7年・・・
夏で会社の納涼祭で宴会が有って帰りに上大岡でボーリングをして楽しみ
夜の11.00時前に家に帰って来ると夫から「お母さんが危篤状態だから
帰ったら電話をする様に・・・」と言われ、田舎の実家に電話をすると
「今度は、もう駄目の様だから帰って来るように・・・」と言われ翌朝夫に
子供をお願いして一足先に翌日の一番の新幹線で帰りました。
実家に着いたのは11.00時頃でお姉さんから「夕べは従兄妹のOOさんが来て
話して居たから「かーこちゃんもお婆ちゃんに声掛けて上げて・・・」
と言われ、隠居で寝ている母に「お母ちゃん、かーこが帰ったよ~分かる?」
って声を掛けても縦に首を振るだけで返事はない?「お医者さんは?」って
聞くと・・・「もう老衰だからお口にお水を飲ませて遣って飲み込めば
大丈夫だけど水を含ませても飲み込まなく成ったら終わりだって?」と・・・
今まで元気だった母はかなり腰が曲がって居たのに~真っ直ぐに、
向けに寝てる?手を見ると物凄くむくんで大きな手に・・・「おかあちゃん
おかあちゃん・・・」と呼んでも返事は返って来ない?ちょうどその時、
君ちゃんの長男が結婚する前で君ちゃんのお宅では増築するのに明日は棟上げ
と言う日でした。おめでたとご不幸が重なって・・・君ちゃんは「お母ちゃん
せめて棟上げが終わるまで死なないで・・・」って・・・
和子が実家に帰った翌日、君ちゃんのお宅では棟上げで、「母のお守は姉さんが
して呉れるので和子は君ちゃんのお宅の棟上げのお手伝いさん・皆さんに
お昼を食べて貰う食事の支度に・・・
昼食のお手伝いで皆さんにご馳走を並べて食べて頂き、お給仕して居ると
何時の間にか兄貴(長男)は実家に帰って居ない?
姉ちゃんの旦那さん(義理兄)が送って呉れて和子も実家に・・・
【すらすらと 嘘が言えます ボケてない(シルバー川柳)】