四時間の大手術・・・-3

赤十字病院の泌尿器科の部長・石塚先生は取っても穏やかな名医さんで「子供さんも未だ小さいし・・・手術は夏休みに成ってからでも良いよ~」って言って

下さいましたが、夫は「切羽詰まった病気だったらその様な事も言ってられないし・・・思い切って手術をすれば・・・」って事で十四日間の地獄の闘病生活に

月の物が来るのだけは避けたいので・・・それを計算して二月に二人の子供を

義母に預け、入院しました。四時間の手術を終えて病室に戻り麻酔から覚めた時に石塚先生と藤井副部長先生が病室に見舞って下さり・・・

「和子さん、良く頑張ったね?此れが結石だと~」と見せて呉れた結石は浅田飴の缶に山盛り一杯、何度も手で掴んで見せて下さいました。

 

この日から地獄の闘病生活・・・

手術をするとガスが出るまでは絶食で点滴のお世話に・・・4日目の夜9.00頃にガスが出てナースセンターにブザーで知らせてやっとお水を口にする様に成りました。和子の腎臓結石の手術は当時、横浜赤十字病院で2度目の大手術だったとかで「ガスが出た・・・」と連絡をすると即、石塚部長先生と藤井副部長先生が病室に見舞って下さって「和子さん、良く頑張ったね?もうお水を飲んでも良いよ~」って(笑)和子は嬉しく成って・・・「先生~熱~い煎茶が飲みたい~」って言ったら・・・「大変な大手術に耐えたから、じゃ~美味しいお茶を持って来て上げる~」って(笑)「でも~貴女だけだよ~お茶の差し入れを貰うのは・・・(爆笑)」あのお茶は最高に美味しかったな~

 

【三時間 待って病名 「加齢です」】