和子のこぼれ話-52〜和子の日常生活―4

昭ちゃんのお嫁さん、とし枝さんと2人で松陰神社の火事現場を見て
お店の物と勇ちゃんの衣類は殆ど焼け、子供と雅ちゃんの物はアルミの
衣裳缶に入ってリビングのテーブルの上に有った。聞く所に依ると
雅ちゃんと赤ちゃんの寝て居る頭の上には整理ダンスが有って、
その箪笥の上に、子供のボールが乗ってて突然ボールが落ちて蚊取り線香
折れてじゅうたんに火が付き火事に成ったとか?新聞紙の上に火種が落ちれば
直ぐ燃えるけど〜じゅうたんが燻り始めたら、幾ら熟睡して居ても
起きるのでは?又5月に高額の火災保険に入って8月に火事?
不審な点が幾つも有ったけど〜結局は放火に成らず多額の保険金が
下りたとか?
当時、都内の世田谷区で更地の駐車場が8,000円位が相場だった時に
家を焼かれた勇ちゃん達は月に150,000円の家賃のマンションに・・・
当座は夫婦で仲良く、親子4人過ごして居た様です。