【特別・番外篇】
思わず暑さを忘れる《香りのよい草花》7選
寄せ植え、切り花、ドライフラワーなど楽しみ方は色々!
植物の香りは古来より人間の生活と深く関わってきました。
現代でもアロマテラピーなどに利用され、リラックス効果が高いとされる
バラやラベンダーの香りは人気です。
これらの花々は自宅のガーデンでも育てることができます。香りだけでなく、
美しい花が咲く様子も楽しめますよ。
そこで今回は、思わず暑さを忘れる、香りのよい草花について・・・
さっそくみていきましょう。
🏵️ センテッドゼラニウム
ゼラニウムのなかでも、特に香りのよい品種のことを総称して
センテッドゼラニウムと呼びます。ローズゼラニウムやアップルゼラニウム、
ナツメグゼラニウムなどがあり、花の形や香りは種類によって異なります。
センテッドゼラニウムは、小さめの葉や花が可愛らしく、ナチュラル
ガーデンにもおすすめです。地植えにすると育てやすいでしょう。
🏵️ ヘリオトロープ
ヘリオトロープは、花からバニラに似た甘い香りが漂う植物です。
その芳香は香水の原料として使用されるほど。濃いグリーンの葉に
パープルやホワイトの花が咲く花姿も大人っぽい印象です。
乾燥に弱いので、できるだけ真夏の直射日光は避けたほうが安心です。
また、寒さに弱い性質なので、冬は防寒対策が必要です。
🏵️ アニスヒソップ
葉に甘い香りのあるアニスヒソップは、ハーブにも分類される多年草です。
まっすぐに立ち上がる花穂が美しく、群生すると見ごたえがあります。
まるでイングリッシュガーデンのような雰囲気が楽しめます。
明るい日陰が生育に適しており、乾燥を嫌います。鉢植えの場合は
気をつけましょう。
🏵️ モナルダ
松明のような花が咲くモナルダは、華やかな花が楽しめる宿根草です。
ハーブにも分類され、全草に爽やかな香りがあります。
大変丈夫な植物で、夏の暑さにも負けずに開花します。夏ガーデンを彩る
メインの花にするのもおすすめです。
🏵️ ロシアンセージ
長く伸びる茎に、パープルの小花をたくさん咲かせるロシアンセージ。
花や葉、茎に爽やかな香りがあり、花姿はまるでラベンダーのようです。
実際はラベンダーよりも丈夫で、夏の暑さにも強い性質です。満開になると
一面にふんわりと咲く美しい花が楽しめますが、多湿が苦手です。
夏の大雨には注意をしましょう。
🏵️ チョコレートコスモス
大人っぽいダークカラーの花色がオシャレなチョコレートコスモス。
名前のとおり、チョコレートのような花色だけでなく、香りまで
似ているのは驚きです。 細い茎の先に咲く花は可憐な印象で、
秋の寄せ植えにもおすすめ。高温多湿に弱い性質ですが、
園芸品種「チョカモカ」は、育てやすく改良された人気品種です。
🏵️ マリーゴールド
晩秋まで開花するマリーゴールドは鮮やかなビタミンカラーが特徴の植物です。
独特の香りがありますが、葉にレモンの香りがあるレモンマリーゴールド、
甘い香りの葉や花が楽しめるミントマリーゴールドなどがあります。
夏は暑さで水切れを起こしやすく、下方の葉がしおれて枯れることもあります。
見た目が悪くなるので、水やりは欠かさずおこないましょう。
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