【特別篇】
自然体の庭を作る夢を見て… おすすめのお花12選
心癒される草花のある暮らしを早春の2~3月に先取りで実現!
多年草は毎年決まった時期に花を咲かせる植物。
なかには少しずつ暖かさが増してきたことを敏感に感じて、
早春からいち早く開花し始める花も。この時期に咲く多年草は控えめな
印象の植物が多く、野趣あふれる健気な姿が魅力的です。
今回は早春から咲き出す多年草を2月と3月に分けて見ていきましょう
2月頃から咲き始めるお花6選
🌺 スノードロップ
うつむいて咲く白い小花が可憐なスノードロップ。雪解けのしずくの
ようにも見える花姿が名前の由来です。背丈は10~15センチほどの
ミニサイズ。 植えっぱなしにしても毎年芽を出しますが、夏の休眠中に
水切れさせないように気をつけましょう。
🌺 セツブンソウ
セツブンソウは名前どおり2月の節分の頃に開花。早春の野山で群生する
風景は、一面に白いカーペットを敷いたかのようです。
黄色や紫のシベが白い花弁に美しく映え、葉のすぐ下にシルバーグリーンの
葉が広がります。
🌺 クロッカス
背丈の割には大きな花を咲かせるクロッカス。黄色や白・紫の花が
色鮮やかで、昼に開いて夜に閉じながらしばらくの間咲き続けます。
日当たりと水はけがよい場所に植えましょう。植えっぱなしにすると
毎年増えていきます。
🌺 ユキワリソウ
ユキワリソウは日本原産の山野草。「オオミスミソウ」という別名もあり、
ほかの山野草と比べて赤やピンク・紫・白と花色が多いのが特徴です。
直射日光が苦手なので、冬は光が当たり夏は半日陰になるような場所で
育てましょう。
🌺 プシュキニア
白い花弁にブルーのラインが入り、涼やかな印象のプシュキニア。
背丈は10~15センチでヒアシンスをコンパクトにしたような姿です。
落葉樹の根元など、夏の強い日差しを遮ってくれる場所に植えましょう。
球根はそのままにしても毎年自然に増えます。
🌺 アネモネ
アネモネはヨーロッパ南部~地中海東部が原産地。古くから神話などでも
親しまれてきた植物です。カラフルで大きな花は存在感バツグンで、
早春の庭を明るく彩ります。
湿気を嫌うので、開花後は掘り上げて涼しい場所で保管しましょう。
3月頃から咲き始めるお花6選
🌺 ハナカンザシ
カサカサした手触りが特徴のハナカンザシ。乾燥しても花弁を
落とさないので、ドライフラワーにもオススメです。白の小さな花弁と
黄色の中央部とのコントラストが鮮やか。
暑さや湿気にやや弱いため、夏は風通しがよく涼しい場所で管理しましょう。
🌺 カタクリ
カタクリはピンク色の花弁を巻き上げて咲く姿が可憐。愛好家が多い
早春の山野草で、野山の群生地で咲き広がる風景は春の風物詩となっています。
湿った場所を好むので、夏の休眠期も水切れには気をつけましょう。
🌺 ハナニラ
ハナニラは星形の花が愛らしい球根植物。ブルーや白・ピンクの花が咲き、
葉は形も香りもニラにそっくりです。
日なたから半日陰まで環境に左右されず生育し、
ほとんど放任でもどんどん増えるほど強健です。
🌺 フリチラリア
ふっくらした釣鐘状の花が咲くフリチラリア。透き通るような花弁に入る
模様が個性的で、うつむいて咲く姿が大人っぽい印象です。
開花後は球根を掘り上げ、涼しい場所で夏越しさせましょう。
🌺 スノーフレーク
茎をシュッと長く伸ばし、先端にベル型の白い花をぶら下げるスノーフレーク。
背丈が高く細い葉がシャープで、スタイリッシュな草姿です。
丈夫で育てやすいので初心者にもオススメです。
🌺 ベロニカ・オックスフォードブルー
ベロニカ・オックスフォードブルーは常緑で紫の小花がカワイイ多年草。
ほふくして広がるのでグラウンドカバーにピッタリです。
花が咲き終わって間延びしたら、短く切り戻して繰り返し花を咲かせましょう。
🧿 ナチュラルガーデンを作りたい!
早春に咲く多年草で春を先取り
2~3月にかけて咲き出し、寒々とした庭に彩りを添えてくれる多年草たち。
日を追うごとににぎやかになる庭を見ていると、春の予感にワクワクと
心が踊ります。 早春の多年草とともに、しばらくお休みしていた
ガーデニングも、そろそろ再開してみませんか。
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